今日は日本初の本格的LCC(ローコストキャリア)として大きな注目を集めているPeach(ピーチ 社を訪問してきました!


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


3月の就航を間近に控え、多忙な時期にも関わらず、井上社長自らプレゼンテーションをしていただきました。


関西国際空港が拠点ということで私も以前から強い関心と期待があり、事前に色々下調べをして臨みました。


これまで日本人にとっては飛行機に乗ればジュースとおつまみが出てきて、毛布やヘッドホンが備えられて、雑誌や新聞が読める・・・というのが常識だったと思いますが、それらのサービスをオプションにして低価格の運賃を実現するのがLCCの手法です。予約もインターネット中心で電話だと追加料金が発生、座席も基本は自由席で指定席は新幹線のように別途料金がかかります。


だからといってサービスの質を落とすことは無く、Peachは「ジャパンクオリティ」、日本ならではの「品」と心配りを重視していると言います。


プレゼンの後、私も質問をさせていただきました。たくさん聞きたいことはあったのですが時間の都合で1点だけ。。


永藤:Peachの社外取締役には世界最大のLCC・ライアンエアの元会長も名前を連ねているが、徹底的なコストカットを実行し、機内広告や物品販売で収益を上げるライアンエアのスタイルは「ジャパンクオリティ」と相反する部分も出てくるのではないかと考えるが、どうか。


井上社長:ライアンエアからのアドバイスは機体部分に留め、乗客が利用するスペースはオリジナルで考えていく。


という回答をいただき、一安心です^^


Peachのオフィスも見せていただきました。


2フロアに分かれたスペースはとてもシンプルで、基本的にフリーアドレス(固定の机がない)。備品は多くが母体であるANAからの貰い受け、足りないものはネットオークションで入手するというコストカットぶり。イスが不揃いだって気にしません。


しかしそれは社内的なものであって、Peachで使用する機体は新品ですし、パイロットは他の航空会社でも第一線で活躍できる人材を登用、安全面においてはフルサービスの航空会社よりも徹底されています。フロアに訪れたときには社員の方が皆にこやかに挨拶をして出迎えていただき、明るい社風も感じました。


3月からついに羽ばたく関西の国産LCC、実際に稼動する上では大変なことも多々あるとは思いますが、関空から気軽に国内外に飛び立てるPeachに大いに期待します!!