結構前にも書きましたが、 今年で大阪唯一の路面電車・阪堺線が開通して100周年です。


100周年って大きな単位ですよね。私が生きている間には次の100周年はきっと巡ってこないはず。


10年で50億円を投資することになった堺市にとって、この100周年という節目は補助金で穴埋めをするだけではない抜本的な見直しをするチャンスでした。しかし残念ながらというか予想通りというか、特に大きな集客イベントや試みがあるわけではなく100周年の年が終わろうとしています。(大小路~御陵前区間は来年ですが)


そんな中、先日自転車で大道筋を走っていたら見かけた看板。


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


まさか・・・これだけですか??


阪堺線の存続を望む声は大きい。もちろん私も是非とも残してほしい。でも、市民の税金を使ってただ残せば良いというものではありません。黒字運営のために根本から経営を見直すのか、赤字前提で観光路線に特化するのか。10年で50億というお金をその場しのぎで垂れ流すことなく効果的に使わなければいけない。


これから先5年後、10年後の堺のグランドデザインをどう描いていくのか。行政も政治家も決断が必要な時なのだと思います。