産業総合技術研究所に続いての視察場所は

札幌市中心部に広大な敷地を持つ名門・北海道大学。


こちらでは北海道大学が力を入れている次世代の創薬・医療研究について話を伺いました。


大阪府議会議員 永藤英機オフィシャルブログ


産学連携という言葉はよく聞きますが、実際に大学敷地内に企業を誘致して研究開発を行っているところに北海道大学の本気を感じます。


中でも印象的だったのは植物工場の話。


植物工場といえば、私の母校である大阪府立大学でも今年4月に国内最大規模の植物工場研究センターが開設されました。


しかし北海道大学では「他の植物工場は単なる "野菜工場" に過ぎない」とバッサリ。ではこちらはどんなことをやってるのかといえば、「高付加価値」がキーワードだとか。


例えば普通に栽培すれば一粒が数十円~高くても数百円のイチゴを、医療に必要とされる成分を高めることでイチゴ一粒がなんと1万円(!)。


生産できる数が決まっているならば、高付加価値で高くても売れるものを作る。これからの大学には経営感覚はもちろん、ビジネス面での視点も重要ですね。


来春から新学域に再編される大阪府立大学も頑張ってください!