おはようございます!
なんだかとっても久しぶりな気がする、『実は!』NEWSです![]()
言い訳はさておき、今日のニュースはこちら。
アメリカの格付け会社「スタンダード・アンドプアーズ(S&P)が日本の国債の格付けを1段階引き下げたというニュース。
まず格付け会社とは、例えて言うならば近所のおばちゃんの井戸端会議みたいなもので、勝手に「あの韓流スター、カッコイイわよねぇ~」「あら、こっちの方がステキよ!」などと評価を付けているわけです。
評価の対象が、韓流スターでなく世界の国々の国債という話。
国債は、国が借金をするためのクレジットカードみたいなもの。
お金を借りるためには「信用」が必要です。
返してくれる見込みのない人に、お金を貸したくないですもんね。
その「信用」について、S&Pやムーディーズといったアメリカの格付け会社の情報が結構アテになるということで、投資をする銀行や証券会社などが参考にするわけです。
ちなみに現在の格付けはこんな感じ。
AAA アメリカ、イギリス、スイス、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリア
AA スペイン
AA- 日本、中国、台湾、クウェート、サウジアラビア
A+ イタリア
A アイルランド
A- ポルトガル
アメリカが最高クラスであること自体、疑わしい気もしますけどね![]()
そして実は、日本国債の95%は日本人が保有していますので、格付け会社がどんな評価を付けようが(国民から)お金を借りることにはあまり影響はありません。
むしろ心配なのは、世界から日本が「ヤバイ国」だと思われ、世界で活躍している日本企業のビジネスがやり難くなるのではということです。政治も経済もフラフラしているこの日本の状態を、一刻も早く軌道修正しなくてはいけません。
まぁ一番の危機は、「そういうことの疎いので 」と言ってしまう今の首相なのかもしれませんが。。。