おはようございます
いやぁ、布団から出たくない季節ですね・・・
10分ほど二度寝してなんとか現実に戻ってこれました(笑)
というわけで、今朝の『実は!』NEWSはこちら!
イランがIAEA代表を核施設に招待、協議前に
核爆弾の開発を疑われているイランが、今月予定されている協議(核を巡る問題について、国連の常任理事国にドイツを加えた6ヵ国による)の前に、IAEA(国際原子力機関)の代表を核施設への訪問に招待した、というニュース。
まずIAEA(国際原子力機関)とは、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関。核の番人とも言われています。
世界144ヵ国が加盟し、その中でも原子力に関する技術の最も進歩している日本を含めた13カ国が指定理事国になっています。
そして実は、現在 IAEAのトップ(事務局長)は日本人の天野之弥氏です(!)。
ちなみに歴代のトップはアメリカ、スウェーデン、エジプトと、既に核兵器を保有している国か、持ちたくてウズウズしている国から選ばれていたので、唯一の被爆国であり原子力を平和利用してきた日本から選出されたことには大きな意味があります。
核の問題は繊細です。
平和のためにはもちろん核兵器は持たないほうが良い。
しかし、北朝鮮のような話し合いが通じない国だけが保有してしまうと周りの国に脅威を与えたり、世界が混乱に陥ってしまいます。そのために「核抑止力」として他の国も持たざるを得ない状況になる。
アメリカのような特定の国は、引き続き核を保有するべきなのか。
国連に核兵器を含めて軍備を集中させるのか。
日本も核兵器を持つべきか。持たない場合、どうやって日本を守るのか。
理想と現実を踏まえつつ、私たち国民一人一人がしっかり考えることが必要ではないでしょうか。