おはようございます!


今朝は新聞休刊日ですが、『実は!』NEWSは今日もお届けしますキラキラ


というわけで本日の『実は!』NEWSはこちら。


スウェーデン首都で連続爆発 テロと断定


前日までノーベル賞の授賞式があったスウェーデンの首都・ストックホルムの中心部で、12日未明(日本時間)に2度の爆発があり1人が死亡したというニュース。


爆発の直前にスウェーデン語とアラビア語でスウェーデン軍のアフガニスタン駐留や、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いたスウェーデンの芸術家を非難をほのめかす内容の電子メールが届いていたということ。


日本では記事の扱いは小さいですが、

このニュースには大きな問題が含まれています。


まずはスウェーデンについて。

永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ

スウェーデン王国は北欧に位置していて、人口約925万人・GDP(国内総生産)は約34兆円。実はこれ、大阪府の人口・経済規模(880万人、38兆円)と同規模だったりします。大阪府だけでスウェーデン一国分の規模を持っているってなんか不思議な気分ですね。


また、ダイナマイトを発明しノーベル賞で知られるアルフレッド・ノーベルがスウエーデンの首都ストックホルム生まれであることから授賞式は毎年この地で行われています。※ただし平和賞は、スウエーデン・ノルウェー両国の和解を願ったノーベルの意思によりノルウェーの首都・オスロにて開催。


あと、スウェーデンの有名企業と言えば、近年日本に上陸した家具のイケア、H&M、ソニーと携帯電話事業で提携しているエリクソンなどがあります。


そして今回の事件。「スウェーデン人がイスラム教の風刺画を書いたことで事件が起きた」というのはこれが初めてではありません。2005年前に風刺漫画を書いた漫画家が殺害予告を受けるなど大きな宗教問題になり、今年5月にはその漫画家が大学講義中に襲われるということがありました。


宗教の問題は繊細です。


日本ではこれまで他国の様々な宗教・文化を取り入れて発展してきました。日本人が毎年楽しみにしている(?)クリスマスもキリストの誕生日です。しかしイスラム教に関してはまだまだ馴染みがなく、関心が薄いものと思われます。


これから益々、世界との交流が増えていくと予想される中で、他国の宗教・文化を知りつつ、日本としてのあり方をきちんと考えなければいけないと感じた今朝のニュースでした。


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