前々から何度もこのブログで取り上げてきた阪堺線(路面電車)の話題。


先週鹿児島を訪れた時に、阪堺線の未来を考えるキーワードが3つありました。


1.次世代型車両の導入


鹿児島の路面電車には「次世代型車両」が導入されています。


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ

「超低床電車」は、ホームと車両の段差の少ないバリアフリー設計。


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ

従来の車両に比べて「未来」を感じさせてくれます。

2009年8月現在、鹿児島の路面電車の35%が次世代型車両なのだとか。

80年以上の歴史ある車両もいいですが、次世代の車両を導入することでより歴史の重みも実感できるのだと私は考えています。


2.軌道の緑化


永藤英機の「堺から日本を元気にする」ブログ

鹿児島の路面電車の線路には芝生が敷き詰められています。


市街地の真ん中に緑があふれているのは気持ちのいいもの。

鉄道という無機質なものだからこそ、自然との調和が求められるのではないでしょうか。また、芝生にすることでアスファルト面より15度近くも温度が下がっているということで地球環境にも優しいものと思われます。


3.IC乗車カードの導入


鹿児島の路面電車ではIC乗車カードが使えます。


JR九州、鹿児島市交通局、桜島フェリーなどと共通で使えるもので、カード一枚で小銭の両替を気にすることなく快適に移動できます。


これってすごく大きいと思います。阪堺線の親会社である南海電鉄ではICカード化されているのだから、阪堺線でも是非PITAPAやICOKAが使えるようにして欲しい。欲を言えば路線バスやシャトルバスでも導入されると便利なんだけど・・・。


というわけで、100周年の阪堺線が今後ますます発展、愛される路線であるために、ただ現状の維持を目指したり赤字を解消するために税金を投入するだけではなく努力・改善すべきところはたくさんあるはずです。


皆で知恵を出し合って阪堺線をどんどん盛り上げていきましょう!キラキラ


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