木曜日、
会社から帰宅すると、
「お父さん、日曜日に私と一緒に◯◯(最寄り駅から一駅の大きなターミナル駅)で遊べない?」
と小学6年生になる娘の“しずく”から誘われた。
電車に乗って行くような遊びに誘われたのは初めてだったので「どこで何するんだろう?」と思って詳しい話を聞くと、
・ともだちから〇〇の猫カフェに行こうと誘われた。
・小学生だけでは入店できないから保護者が着いていく必要がある。
・日曜日、ともだちの保護者は用事があって行けない。
・お母さん(奥さん)も日曜日は仕事でいけない。
・だからお父さん行けないかな?
ということだった。
「え?大人で行く人、お父さんだけ?」
「うん」
「ともだちのお母さんとかお父さんは行かないの?」
「うん」
「ともだちって、だれが行くの?」
「わたしと、◯◯ちゃんと、◯◯ちゃんと、◯◯ちゃんと、◯◯ちゃん」
「え〜!? おじさん1人と小学6年女子5人が一緒に猫カフェ行くの?」
「うん」
「え〜 みんなにおじさんと一緒でもいいか聞いてきてよ。しずくの家から誰が行けるかは、みんなまだ知らないんでしょ?」
「わかった聞いてくる」
次の日、
「みんな、お父さんでもいいって」
「“でも”ってのが気になるけど、みんながいいならいいか。じゃあ、お父さん着いてくよ。しずく、お願いだからお父さんの相手してよ?」
「わかった!ありがとう」
と、いうことで、
今日の午後、僕は女子7人(一人増えた)を引き連れて猫カフェに行ってきます。
なんか、すごく緊張する。
しずくは6年生になっても父親と一緒に遊んでくれるけど、他の女子ってどうなんだろうね?
ともだちのお父さんと遊びに行くのってイヤじゃないのかな?
彼女たちは、そんなことより、とにかく猫カフェに行きたいのだろうな
僕だけ浮いてしまうと思うけど、しずくが一緒に遊んでくれるうちにできることはやっておこうと思う。