はるや近所の子供たちと一緒に鬼ごっこをするとき、
「父ちゃんは弱気だして!」
と言われる。
はると腕相撲をするときも、
「父ちゃん、弱気出してやって。」
とお願いされる。
多分、
「本気出さないで。」
という意味で使われているこの言葉、
「言葉の使い方間違ってるよ。」
と思うけど、まあ、伝えたい気持ちはよくわかるし、
自分なりに考えたであろう、その言葉の言い回しが子供らしくておもしろいので、
あまり真面目に訂正していない。
ちゃんと、教えてあげたほうがいいかな?とも思うけど。
この記事を書く前に、「弱気を出す」でインターネット検索をかけてみた。
すると、
未就学児のお子さんを持つ親御さんのブログで同じような記事を見つけた。
その人の息子さんや、その友達も「弱気を出す」を使うらしい。
ひょっとして、「弱気を出す」は、このくらいの年齢の子供たちが自然と行きつく
表現なのだろうか。
ちなみに、うちの子、弱気を出した僕に腕相撲で勝った日の晩に、
「父ちゃんが本気出したら勝てないけど、弱気を出したときなら勝てるんだよ。
すごいでしょ。」
と奥さんに自慢していた。