2017年に
松下幸之助さんの創業の地で(福島区)
初めて「道」の碑を眺めて以来
幸之助さんが紡いだ「道」の文章が好きで
しばしば立ち寄るようになった。
それから2年半後に
まさかの松下幸之助さんシリーズの
お仕事をさせてもらうようになった。
✅その時の感激の様子のブログ ↓
今日はお朔日参りの代わりに
寄り道して
「道」の碑を見に行った。
やはり
経営の神様は
経営のノウハウだけを教えて
金儲けするだけの
うすっペラペラな神様ではないな✨
「道」 松下幸之助
自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広いときもある。
狭いときもある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々としたときもあれば、かきわけかきわけ汗するときもある。
この道がはたしてよいのか悪いのか、思案に余るときもあろう。
慰めを求めたくなるときもあろう。
しかし、しょせんはこの道しかないのではないか。
あきらめろというのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。