私が入門した頃は女性の門弟は一人聖道館道場にはいなくて暫くして恐らく先生が呼んだであろう沖縄の社交ダンスで1位をとったというAさんが来ましたがAさんもそのうち来なくなり
今度はTさんを先生は呼んで稽古に参加させ始めました。
その頃は「歩き」や「浜千鳥」「ヌーチク」「長刀」「剣」の練習が主で、そればかりを毎回
2時間練習したりしていました。(週7日間)
つまり当時はサイや棒などの型稽古などは女性は全くやっていなかったのです。
その後私は個人的な理由で稽古を休みさらに道場に復帰しましたが、その頃は女性は誰も稽古に出ていなくて先生からサイと棒(先生の手作り)を突然渡されサイや棒の型稽古などが男性陣と一緒に行われるようになりました。
しかし、棒の相対稽古は行われず2度目の休みに入りましたが2度目の稽古再会の時に
聖道館の副館長をしていたⅠ・M氏が稽古に来た私に突然若い弟子相手に棒の相対をするようにと言ったのです。
もちろん、私は出来ませんでしたので(あぁ、Ⅰさんは私が何もできない事を門弟に知らしめようとしているのだな・・)とI氏の薄ら笑いを見て感じました。
それらのことが私の着火剤になりました。
Ⅰさん、貴方のおかげで私は棒の相対などもしてみようと思いました、ありがとう。笑