本部御殿手  如是我聞 如是我見

本部御殿手  如是我聞 如是我見

琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。
ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。

昨日、やっと武具の発送をしました。

 

実はベトナムで演武することになり、そのときに使う武具を発送したのです。

私にとっては、かなり久しぶりの海外での演武会です。

 

しか~し、最近なんとなく忙しくて、なかなかじっくりと書類に目を通すことをせずに

あっという間に期日を迎えて2日がかりで武具を分解したり拭いたりして

 

やっと長刀などを分解し刃の部分は段ボールで型どりをして箱に収めて・・・等々

んもぅ~ 自分一人ではできない作業も有って、おまけに上原先生手作りの棒の解体とか

ホント時間がかかりました。ショック

 

先々週はアメリカ領事館へ行く用事があり、それに気をとられ、やっと終了。

でも未だ相手先からはメールが無い。

 

書きたいことが有るけど書かないで友人と喋り、やっと今月の課題を終了しました。

日曜日(9月22日)も所により一時雨でしたがサンセットビーチは晴れていました。

 

棒を持っての浜走りの後は棒対棒で受け身などの練習をしてもらった。

 

その後は素手の相対稽古で取手などの稽古を行った。80代も頑張っています。

         

      芝生へあがってからはサイなどの武器の型を行った。

    

 

 

       

 

    そして中盤は木刀を持っての剣の基礎稽古です。

 

終盤は浜千鳥の歌詞を印刷したプリントを配って、どの歌詞の部分で何をどうする~と言う説明を少し行ってCDをかけて練習した後は浜千鳥に隠された取手などの練習を行った。

   

 

          

 

毎週の稽古内容は参加者によって私が稽古内容を決めて指示します。

 

県外にいたメンバーが参加する時は彼がいない間の稽古を中心に行います。

出来るだけ参加者全員が同等の稽古内容を体験できるようにしています。

 

また、特に○○の稽古をしたい~などと云うことが有れば、その人の現状を鑑みて行ったりしています。

 

本部御移転手の稽古内容は様々あり毎回稽古に参加できるのに越したことはありませんが

様々な要因で参加できないことも多いですね。

 

しかし、毎回異なる稽古内容や説明などが有ることを頭に入れていたほうが良いです。

 

「気持ち(情熱)」のある者が上達するのは当たり前の話なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土曜日(9月22日)は雨が降りそうで降らない~という天気でしたが

朝の空を見てサンセットでの稽古を決めました。

 

結構風が有って涼しかったです。

そして結婚式の前撮りの人もいましたよ。ラブラブ

 

 

まずは2刀を持っての浜はしりから初めて私が長刀で稽古をつけた後は

芝生に上がって棒などの型の稽古をしました。

 

後半は剣の基礎稽古などを行いました。

 

久しぶりに三重から帰省したTさんも一緒に後半は剣の基礎練習などを行って

最後は浜千鳥を行った後に少しだけ取手をしました。

 

ただ、少し気になることがありました。

先週、私の長刀との相対稽古でSさんが左腿の付け根を痛めた(?)みたいでしたが

それは大丈夫のようでしたが、なんでも今回は肩あたりが痛いとか・・・

 

ちょっと心配になりましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

台風13号はときおりの小雨をもたらして去ったようで、いつも通りの稽古が出来ました。

 

波も穏やかで台風による海からの堆積物もなく2刀を持っての浜走りから開始です。

 

そして、いつも通りの受け身練習を行い途中から私も長刀を持って参加しました。

私が指導を付けたりしているときは写真を撮る人がいないので写真はありません。ニコ

 

中盤は素手やサイ・ヌーチク・棒などの型稽古を行い次に剣の基礎稽古を行った。

    

 

 

終盤は浜千鳥の練習を行って最後は二手に分かれて取手の練習を行った。

 

 

こちらは、なかなか上手くいかないようだったので写真に撮って、どこがどうだから~と説明して指導などを行った。

       

 

砂浜で相対しての後ろ受け身練習を自転車に乗った米国人らしき男性が盛んにスマホで撮影をしていてそばを通った私に「とても良いエクササイズだね。」と云うので

「あれは、マーシャルアーツなんですよ。」と答えた。

 

皆さん、なかなか熱心で土曜日も時間超過しても練習を行っていたし昨日も稽古後に

取り手の掛け合いなどをやっていました。

 

取り手の稽古は、もっと練習したくても仲間相手にしかできませんからね。

奥様達は絶対手を貸してくれないそうです。

 

痛いですからね。誰でも嫌でしょう。

 

 

 

 

台風が沖縄を直撃しそうだというので稽古をどうしようかな‥・・休みにしようかな

と思いつつ昨日の夕方のニュースで台風がそれそうだと分ったので雨が降ったら

 

沖縄市の武道場、降らなかったらいつもの通りサンセットビーチと連絡して今朝の

午前6時の空を見たら雨は降りそうになかったのでサンセットで練習するという連絡を行った。

 

それで行ったみたら、こんな空でしたが、さすがに人出は少なかったです。

 

 

いつも通り2刀で浜はしりをした後に私が長刀を持って後ろ受け身の相対稽古をつけました。

その後は芝生に上がって素手の型やヌーチクなどの武具の型などを行った。

 

     

 

中盤は長刀の型や木刀などで基礎の稽古を行い終盤は浜千鳥の練習を行った。

         

 

      

 

二人が木刀の基礎稽古をしているときに後方で見ていた観光客の御夫婦が私に声をかけてきました。いつもの事なので簡単に流派の紹介などを行なったらご主人が

 

「失礼ですが青いTシャツの人の方が上手いですね。入門して何年くらいですか?」

と仰ったので「眼力が有りますね。仰る通り彼の方が入門して長いです。」と答えると

 

「次の動きの時に腹から丹田から動いていて中心線がしっかりしていますね」とさらに仰り

 

さらに暫くして「なんというか・・・踊りにも似ていますね。」と仰ったので驚きました。

 

そして私が「ええ、私たちは琉球舞踊を踊る練習も有るんです。」と答えると

「えっ、そうなんですか?」と驚いていました。

 

「これから琉球舞踊の練習もします」と云うと「拝見しても良いですか?」と仰るので

「ええ、どうぞ。」と答えて浜千鳥の練習に入って色々と手の指導などを行って

稽古を終了したころには、いつの間にか見学していた御夫婦はいなくなっていた。

 

 

私達は多くの人の目につく野外で稽古を行っていますが、これほど先入観の無い目で踊りまで

見抜いた見学者は初めてでしたので、ちょっと驚きました。

 

以前の見学者では私たちの棒の練習を見て「剣の動きに似ていますね」と仰った方もいましたが

「踊り」という言葉まで発する人は初めてでした。

 

見抜く人は見抜くものだな・・・と思いました。