回想録(4)ー歩く練習の後は居合刀で・・・ | 本部御殿手  如是我聞 如是我見

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琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。
ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。

ここのところ、ず~~と胃が痛くて参っているワタクシ。

医者に相談したら薬を出してくれたけど効かない。

今年初めての胃カメラになりそ・・・・  ですわ。 ちきしょーーーダウンテンションはダダ下がりです。

 

         クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

 

さて入門時に上原先生から「半年から1年くらいは歩きばかりの練習になるかもしれない」

と言われていましたが、ある程度慣れてきた時から居合刀を使っての歩きの練習になりました。

 

なにせ箸より重いものを持ったことが無かった(?)ので居合刀は重く、それだけではなく

(なぜ、空手道場に入門したのに、こんな物騒なものを私は持たなくてはいけないんだろう・・)と

心の中では思いつつも必死で練習をしました。

 

居合刀を持っての稽古は上原先生と1対1の時に行われ帰宅してからは、お茶椀を持つ手が

小刻みにブルぶる震える(痙攣) ~ ていましたし帰りの車中では全身に疲れを覚えました。

 

また、この頃は常時疲れによる口内炎が、いつも数か所に出来ていて食事がキツかったです。

 

私は「歩く練習」の次は剣を持っての稽古になったので突きや蹴りの練習は

その後、だいぶあとになって素手の型をやるようになってから型の中の動きとしてやったのです。

 

 

この動画は入門して5ヶ月後の上原先生の80歳の演武会の時の映像です。

 

 

私は入門して5ヶ月後に行われる先生の80歳の演武会に出るために

ある時からヌーチク・長刀・ヤマナジ・両刃の剣の型の練習を一斉に始めて

演武会では、それらを演武しましたが今思えば短期間で詰め込んだな、と思います。

 

それらの型は私やH・M子さんより数年前に入門したというT・H子さんに教えてもらいましたし

彼女が道場の人達の情報や先生の家族についてなども殆ど全て話してくれました。

 

それから私は入門して2ヶ月くらいは月謝を納めていませんでした。

上原先生に何度か「月謝を納めたい」と申し出たのですが先生は「いいから、いいから」と仰って

金額も話さず「練習をしなさい」とだけ仰っていたのです。

 

たぶん、納めるようになったのは3ヶ月目くらいからだったと思います。

 

私が「月謝を納めさせてほしい」と再三話すと先生は「絶対にやめないと約束できるなら~」と仰って

「月謝は1万円である」と仰って入会費などは無いと話したので翌日お金を書道半紙で中包みにして

茶封筒に入れて受け取っていただきました。