本部会40周年記念大会 | 本部御殿手  如是我聞 如是我見

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琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。
ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。

9月17日台風18号の余波で混乱する那覇空港から本部会結成40周年イベントに参加するため

大阪へ向けて飛び立ちました。

 

きっと大雨や風が吹いているはず・・・ とレインジャケットやらを準備していったら

ありゃりゃ・・・ 普通に曇り空でしたわ。 

 

17日は理事会のあと祝宴が行われ久しぶりに各地の師範の皆さんと楽しく会食しました。

 

本部会は本部朝基先生から指導を受けた人が各地で、それぞれ朝基先生の技を指導していましたが

朝基先生の御子息(本部朝正宗家)がいらっしゃるということがわかり本部会として集まったのです。

 

師の恩を忘れず、志を同じくする門弟が集まるということは素晴らしいことだと思います。

 

 

翌日は各道場が本部朝基先生や亡くなられた師範の先生方に対して奉納演武が行われました。

 

埼玉の高野先生の道場で継承されていた「白熊」の型も演舞されました。

 

 

 

個人的に掛け手(カケディ)はとても興味深く拝見しました。

なるほど、本部朝基先生らしい手だな、と思うと同時に幾つかが本部御殿手のある動きに似ていました。

 

 

 

 

 

こういうことを教えていたという朝基先生は確かに実践では強かっただろうな・・・と思うと同時に

この動きから優れた敏捷性の持ち主だったことが伺えると思いました。

 

そうでなければ、こういう動きは考案出来ないと思ったからです。