足づかいを見て | 本部御殿手  如是我聞 如是我見

本部御殿手  如是我聞 如是我見

琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。
ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。

今年は沖縄も例年になく寒い日が続き体調がグラグラしています。
あぁ 寒いのは苦手だ。 そ、それなのに明日も浜辺で稽古どえ~す。shokopon


そんな今週は色々な映像(動画)を見たり又持っている映像の編集などをしていました。
そして下記の動画が目にとまり何度も繰り返し拝見しました。

直心影流の刃挽きという稽古のようですが私は足の動きを興味深く拝見しました。
前進するときは踵から後退する時は爪先からだなぁ・・・とか確認しながら。






そして最も興味深いと思ったのは片足を高く上げながら移動する所作です。
似た動きが実は本部御殿手にもあり、私は上原先生から何度もこの足遣いの指導を受けました。

ちょっと調べてみると薩摩藩では薩摩影之流として現在まで伝えられていたんですね。

本部御殿手では片足を上げる瞬間に一人を斬り、足を下す瞬間に次を斬るというふうに教えて
相対稽古を行います。

上原先生は斬る速さがとても早いので足を上げて下す間に3回くらい斬るのが普通で、
そんなことを思い出しながら、この動画を拝見しました。