一昨日の練習初日で風邪をひいてしまった。
湿度が低いので用心していたのだが練習に夢中になってしまい気がつくと声が出なくなっていたぁ
外国の人はだいたいが大変熱心で、しかも質問が多い。
ガンガン質問が来るので、その都度説明をしながら実際にやって見せ、ついつい話が展開してしまう。
というのも、なぜこういうことをするのか、それはこういうことを行うためである・・・
という説明まですると言われたとおりやるからだ。
また反対に、どうしてこういうことをしてはいけないのかというのは、
こういうことになって危ないからだ・・・と説明すると理解しやすく指導どおりできることが多い。
カナダ行きが決まった時に事前にDVDに撮り、こういう練習をしていて欲しいといったことは
ほぼ出来ていたので驚いた。
一般クラスも含めて全員が前受身と後ろ受身が出来ており軽く取手をかけて投げまでやってみせた。
Pさんは棒対棒の投げ(受身)をやってみたいというので希望通り掛けて何度が投げた。
いくつか細かい点の注意を与えなければならないが恐らく彼らが指導通りやってくれたら
日本の道場に簡単に追いつくだろうと昨日は思った。
多分、ここ数日の練習は1年~2年分くらいの上達に匹敵するかもしれない。
ただし、教えたことを忘れないでやり続けたらの話だが彼らならやれるだろうと思う。
彼らの人生の背景と軌跡が武道の練習に向かわせていると思うので
やれるんじゃなかなと期待している。
それにしても教えた人が上達するのを見るのは励みになりますね。