怪しい人が一杯だ | 本部御殿手  如是我聞 如是我見

本部御殿手  如是我聞 如是我見

琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。
ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。

今日は一日中ネットサーフィンをしてしまった。


そして驚いた。

あちらにもこちらにも見ず知らずの「御殿手」が一杯ある。


むかし、昔 先生の弟子だった人が教えている御殿手や取手がネットには氾濫している。

古武道は下克上の世界だ。




他流派の人が「今どき、秘伝などというものがあるのか?」と言ったそうだが

確かにそういわれる一面はある。なにしろ公開した時から「秘伝」とはいえないから。


ビデオで学習し、技を取得したという人もいるだろうし

ちょこっと教えてもらって修得したと勘違いする人もいるだろうと思う。




正確には「秘伝と言われた武術がありました」と言うべきかもしれない。



しかし、秘して伝えた ものはあると思う。


それを見極めるポイントは何か? と問われれば

上原先生の動きと似ているか否か、又 同じことができるか否か、だと思う。


よく見ることだ。

見る目が無い者は、まぁ 騙されても仕方ない。



しかし まぁ エイサーの曲で hamachidori を踊る外人には驚いた。

あれは、いったい何なんだろう!?


http://www.youtube.com/watch?v=4Uxm437M-iY




でも、一生懸命なのは分った。

1~4番まで、よく覚えている。それは感心しました。

沖縄の門弟の中にも踊れない人がいますからね。


笑ってばかりはいられない。

本家本元は、もっと もっと頑張らねば。

どこがどう違うのか、ハッキリ示すことができなければ笑ってはいけない。



踊りも技も見れば誰から教えてもらったのか分かるんです。

それは教えた人の癖、身体の癖が見えるからです。