お盆休みの間、ガールズバンドクライ(以下ガルクラ)を見ていました。

前々からポスターとかを目にすることはあったんですが、横目で見て、「ふ~ん」って思うぐらいでした。

友達から聞いた話では、同じようなバンドの話として”ぼっちざろっく(以下ぼざろ)”がありますが、ぼざろの主人公は笑える感じだけど、ガルクラはうざったい感じということでした。

「へぇ~そうなんだ」ぐらいの感想の私。

 

そんな私が見てみようと思ったきっかけは、立ち寄ったヨドバシカメラにあったグッズでちょっとしたサイドテールの子を見かけたからです。

「あれ、この子ハッキリとしてないけど、サイドテールじゃない?なんか主要なメンバーとは違うけどライバル的な感じなのかな?」

といった感じに、どういった立場の子なのか、そして私の気に入るような子なのかを確かめるためにガルクラを見始めました。

私の人生は確実にサイドテールに支配されています。

 

見始めた頃のコメント。

劇中の主人公「関内・蒲田方面」

うぉぉぉぉ関内、蒲田やぁぁあぁ

関内とは、横浜中華街とみなとみらいの間にある駅の事です。

横浜スタジアムや馬車道などで有名ですね。

幼少期からお世話になっています。

蒲田とは、JR京浜東北線で神奈川から東京に行くときの初めての東京の駅です。

ここから羽田空港につながる電車に乗り換えたりします。

ここもお世話になっています。

 

私は、地元や知っている土地が出てくると大興奮しますからね。

こういった単語だけでも大興奮物です。

MFゴーストとかも小田原辺りが舞台なので結構好きです。

 

そしてたどり着いたのが川崎。

主人公は熊本出身で、川崎を東京だと思っていたらしく、ギターの桃香さんと同じツッコミをしてしまいました。

「川崎は東京じゃねぇ。川崎は神奈川だ!」

それ以外にも、新川崎で1K5万の家に住むとか言ってたりね。

新川崎って、良い感じの場所で家賃がそこそこあるんですよ。

そんなところで1K5万、2階以上、おそらく風呂トイレ別とか細かい描写から「そんなところあるのか?」なんてツッコミを入れながら見ていました。

実際には、矢向という新川崎というより川崎寄りのまだ安い場所でした。それでも幸区ですが。

SUUMOで大体の条件を検索したら築年数はそれなりにいっていましたが、なくはないって感じでしたね。

 

川崎駅周辺は川崎駅を中間として東に川崎区、西に幸区という区分になっているんです。

神奈川県民は、神奈川で治安が悪いところというと、真っ先に「川崎」と答えるほど川崎って怖いイメージなんですよ。

そのイメージを大部分で担っているのはおそらく川崎区でしょう。

交通の便がそれほど良くないこともあってか川崎区は幸区に比べて家賃は安め。

主人公は高校生の一人暮らしになってしまうので、両親にそういった意図があったかはわかりませんが、家賃の安さより治安のいい幸区に住ませたと思うと、良い親って感じがしますね。

 

なんか本編の話にならないですね…

もう、各話で知っている土地が出てくることに興奮しまくりなんです。

OPを見るたびに川崎ダイスとか、モアーズを思い浮かべる感じ…最高。

ラゾーナとかもね。

色々場所を見るたびに興奮している私ですが、最高に興奮していた場所がありまして、それが第11話でライブをした公園。

この公園、つい何か月か前に母の気まぐれに付き合って1回行ったきりなんです。

「あれ?この雰囲気、この柵の感じ…似ている」

と思って、GoogleMapでストリートビューを立てたら建造物がマッチ。

 

 

ここは、工場地帯とか抜けた先の、高速道路とかが近い場所で、車やバスとかじゃないといけない場所なんですよ。

行ったからと言って特に何かあるというわけでもないですし、興味も示してなかったんですが、まさか母の気まぐれでね…

そしてちゃんと覚えていた私。えらいぞ私。

 

後は、PVになりますが、私が今一番聞いている"爆ぜて咲く"の7秒から11秒辺りに出てくる橋。

 

 

 

川崎の近くで多摩川に掛かっている橋っていくつかあるんです。

実は7秒の時点で、高速道路との位置関係から大師橋ということがわかるんですが、私が注目したのは10秒付近。

メンバーが車道を歩いていますが、歩道を見てください。

この特徴的な模様。川崎周辺では大師橋でしか見かけたことがありません。

こういった感じに、些細なところから特定していくのがたまらない。(ジオゲッサーやってればいいですね…)

 

さて、本編について少しだけ感想を…

やはり共通部分が多いこともあって、ぼざろと比較しがちですね。

私の率直な感想としては、アニメとして見ていて楽しいのはぼざろの方だと思います。

ギャグの部分とか、かっこいい演出とか、声優さんの演技とか含めて見ごたえはあると思います。

対して、ガルクラは人間をうまく表現している感じがして、そこに惹かれる感じがあります。

確かに主人公はうざったい感じはありますが、いじめに関する過去や思春期の高校生という部分も含めると「これが人間だな」って感じがしてきます。(黒いオーラを出す演出はあまり好きじゃないですが)

 

曲に関しては、ガルクラの方が結構好きですね。

単純にぼざろの曲を聞きすぎてちょっと飽きてしまったのかもしれませんが…

声なのか、歌詞なのか、テンポなのか、ぼざろにはないキーボードなのか…?

素人耳には細かいことはわかりませんが、結構好きです。

先ほども書きましたけど、一番のお気に入りは"爆ぜて咲く"ですね。

ぼざろは"星座になれたら"が不動の一位ですが。

 

 

アニメとか作品の話をすると大体出てくる「どのキャラが好きか」というもの。

見始めたきっかけのサイドテールの子かと思いきや、この子の出番が少なすぎるし、私の理想のサイドテールには程遠い。

OPとかでも思っていたんですが、キーボードの智ちゃんが楽しそうに演奏している姿にすごく惹かれましたね。

本編を見ているとルパさんにも結構惹かれるんですが、普段は心を開かないのに演奏しているときに楽しそうにしているこのギャップ。いいですね。

 

いろいろとオタクが出てしまった気がします。

トゲナシトゲアリの今後の活躍が楽しみですね。

 

それでは( `ー´)ノ