多くの人が、呼吸を
「鍛える」ことや「意識的に深める」ことに取り組みます。
でも本当に大切なのは、自然呼吸ができること。
気づいていないだけで、私たちの呼吸は
努力呼吸になっていてナチュラルに酸欠状態です。
意識的な呼吸はトレーニングで深められても、
自然呼吸は努力では深まりません。
むしろ、以下のようなことが呼吸を妨げる原因になります：
・呼吸法
崩れた姿勢でトレーニングを繰り返すと
余計に首、肩、お腹などが緊張し、横隔膜は固まり
息が吐けなくなります。
・ぐいぐいストレッチ
肩甲骨や股関節が正しい位置にないと、
身体の圧が保てず呼吸が浅くなります。
「からだリセット開脚」では発声練習は一切しませんが、
こんな変化がよく報告されています
「良い声と褒められた！」
「低音の響きが全然違う」
「声を出すとき、のどの詰まる感じが消えた」
これらは、声そのものを変えたのではなく、
呼吸が自然に整った結果。
自然呼吸に戻ると、声も身体ももっと自由になります。