関節が動くほど身体はコンパクトになる | らせん開脚 股関節はストレッチしない、ゆるめないが開脚の新常識
連日、どうしても開脚できるようにならない
股関節が硬い、つまる
骨盤が立たない 
硬すぎてストレッチできない
とお悩みや相談が届いています。
かつてないレベルで情報やノウハウが溢れているのに、
こんなにも悩む人が多いのはなぜか。
その理由は、開脚の手前に問題があることに
ほとんどの人が気づいていないからです。
どうやって開脚をするか以前に、
現代人の多くは赤ちゃんでいうおすわりが
できない身体になっているため、
ストレッチやトレーニングをする前の状態を変えない限り
たとえ変わったとしても一時的です。
またもうひとつの捉え違いとして
柔軟性といえば開脚や前屈を思い浮かべる方が多いですが、
一般的に連想するポーズとしての開脚や前屈と、
動作としての開脚や前屈は別ものです。
ポーズで開脚や前屈をしたいなら、
伸ばしたり、ほぐしたり、リリースしたりなど
筋肉へのアプローチでもできるようにはなります。
スポーツのパフォーマンスアップや
股関節の機能性を上げるために
開脚や前屈をしたいなら、
関節にアプローチすることが必要です。
⁡筋肉が柔らかい、開脚のポーズができるからと
いって関節が正しく使われているとは限りません。
チェック方法のひとつとして
関節が機能的に動けば動くほど、
身体はコンパクトになり
正座や体育座りが中心に小さくまとまります。
各関節が均等に動かないと床に座って小さくなれません。
また関節が正しく使われていれば自然に骨盤は立ちます。
骨盤をコントロールして立たせないといけない時点で、
開脚動作ができる状態にはありません。





パフォーマンスを上げたいなら、
本来の関節の機能を取り戻すこと。
かつ、コントロール(筋力)ではなく
重力負荷で関節が正しく動かされるよう
な正位置にリセットすることが優先。
遠回りに見えて、
怪我や不調の予防になり
長く気持ちよく動けるからだになれます。





※ここからさらに正座のポジションが移動し、
コンパクトになっていきます