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novels by naecha

「明治東亰恋伽」の小説を書いています
初心者ですが、温かい目で見てください

あの人がいなくなった日のことを今でも鮮明に覚えてる





秋はまだ始まったばかりのはずなのに、その日はやけに寒かった
まるで、彼の命の灯火を消し去ってしまうかのように

夜になって、どうしようもなく気になった私が急いで彼の家に向かっていると、風に乗って女の人の泣き声が聞こえてきた

-まさか、そんなの嫌だ。いやだ

悪い予感が当たりませんように、と必死に願いながら走りついた私が見たのは





布団に横たわった彼と、彼にすがりついて泣く彼の大切な人だった






どんなに名前を呼んでも、もう彼は目を開けてくれない

その事実を確認した途端、私はその場を駆け出した
ただひたすらに町の中を走った
まるで彼の姿を探すかのように
もうここにはいない、って頭の中ではちゃんと分かっているはずなのに、それを認めたくなくて

走って、そして私は___