保育園時代は、親的に憂鬱でたまらなかった運動会。
運動が苦手で足が遅いとか、ダンスついていけない…とかならまだいいのだけど、うちの場合完全なる「不動」。
全く動かない、やろうとしない、というのが毎年恒例でして…
ダンス…入場のところから動かず先生に引きづられて前へ。そして棒立ち。
リレー…あえて第一走者にしてもらい、お友達と手をつないで一周する手はずを整えてもらったにもかかわらず一歩も動かず。
そんな感じの保育園時代を過ごしてきたので、小学校に入って連日運動会の練習を頑張っていることは連絡帳づてに知ってはいたけど、「どうせ本番は動かないんだろうな…」と諦めモードだった夫婦。
当日は「やだ!!学校行かない」から始まり、無理やり連れていくも、旦那なんてカメラを持っていくもを忘れたほど、観覧にも気合入らず…。
期待せず…だったのだけど、さすが小学校!!
これまでの「やりたくない子には無理にやらせない」方針の優しい優しい保育園時代とは全く違った。
まず最初のラジオ体操。
前半は棒立ち状態だったのが後半は周りを見ながらちゃんと動きを合わせられてた。
「す…すごい!!」ラジオ体操だけで感動する夫婦。笑
これは期待できるのではないか???
1年生のダンス。
踊るポンポコリンに合わせて、ボンボンを持ってダンス。
こちらも前半は棒立ち状態だったのだが、お世話係っぽい後ろの女の子に背中を押されるとスイッチが入ったのか?踊り出す。
一列に整列した状態から輪になる動きも、ちゃんとみんなについていって出来てた。
お世話かかりの後ろの子、誰だかわからないけどありがとうございます!
かけっこ。
位置についてよーいどん、の合図でちゃんと走り出す。
…も途中で止まる。
先生に促されると、途中からまた走り出してゴール!(もちろんビリ)
全体的な感想としては「小学校すげ〜!!!」
もちろん、先生がたは皆優しくて、スパルタではないのだけど、ちゃんと意欲的に取り組ませていただいていた。
あと、さりげなく感動したのが、同じ仲良し学級の女の子2人と待機席で絡んでいる様子。
3人手をつないで、なべなべ底抜け〜と遊んでいる様子がとっても可愛く、微笑ましく。
何より、保育園時代はこんなふうに対等に遊べるお友達ってやっぱりいなかったよな〜と思った。
先月保育園に卒園アルバムを取りに行った際も、誰もなづはに声を掛けてくれるお友達いなかったし。
仲良し学級の子たちは学年を超えてみんな仲良しみたいで、朝学校になかなか入れないなづはを見かけると上級生が必ずさっと駆け寄ってきてくれて「行こう」と誘ってくれる。
本当にありがたい。
就学相談は進学先についていろいろ悩むことも多かったけど、この学校、そして支援学級を選んで良かったな〜としみじみ感じることのできた素晴らしい運動会でした。