さて本日は村上先生のパワーヨガ上級。
と
直前にキャンセル待ちが無くなり、当日ドロップインが可能になった「呼吸が芽吹くヨガ」を受けました。
ってことで、本日はこちらのクラスをレポート。
その名の通り、深い呼吸が出来る身体づくりを行うクラスです。
本来なら自然と出来ているはずの深い呼吸が出来ていない現代人。
深い呼吸を妨げている原因を、ひとつひとつ取り除いていくという内容だそうな。
90分のクラスなんですが、最初の30分は、タオルで作ったボール もしくはテニスボールを使い、ひたすら筋膜リリース。
その後30分ストレッチ、最後30分フローで動く。
ものすごく動くわけではないのですが、最後の30分にはものすごく汗をかいているという不思議なクラスだったりします。
このクラスで筋膜リリースするのは
小胸筋
前鋸筋
菱形筋
の3つ。
ここが硬いと呼吸の妨げになるのだそう。
呼吸とともにじっくり解していくと、どんどん汗をかいてきます。
■小胸筋
鎖骨下、肩の少し内側にある窪みの部分から広がる筋肉。
この筋肉が硬くなると肩が前に入り、所謂「巻き肩」になりやすく、肩こりの原因にもなるそうな。
上の写真の部分にボールを当て
このポーズを取って2-3分ゆっくりリリース。
なかなかに痛いですが、個人的にはイタ気持ちいいレベルで何とかクリア。
■前鋸筋
脇の下前面に鋸状に繋がっている筋肉。
硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、腕を上げにくい、腕を後ろに回しにくいなどの症状が出る。 またバスト位置が下がったり、背中のぜい肉などボディラインにも悪影響があるらしい。
バストトップの真横にテニスボールを当て、横向きになり、ボールを当てている側の腕は上に伸ばす。これは長めで4-5分。
ポーズとしてはこんな感じ。
村上先生曰く、ここがいちばん痛いという人が多いらしい。
痛いっちゃ痛いのですが、緑色の液体を吐き出すほど辛くはない と、個人的には思う。
というか、次の部分がキツ過ぎるので、それに比べれば大したことはない。
サラリーマンにとって最もキツいのはこの次です。
■菱形筋
りょうけいきん、と読むらしい。
肩こりの人にはお馴染み、肩甲骨と背骨の間にある筋肉。肩凝ると確実に痛くなる背中のアノ部分です。
ここが衰えると、肩甲骨を背骨に向かって引き寄せる力が弱まり、肩甲骨の位置が横に広がる → 姿勢が丸まって胸が閉じ、所謂「猫背」の原因になる。
で、ボールを背骨と肩甲骨の間に入れて、上のように肩回しを、左右それぞれ4-5分行います。
グゲハアｧｧｧ
回してください、と言われて素直に回し始めると
思わず変な声が出そうになるが、余りの痛みに声も出ない、という良く分からない状態になる私。
まあ、痛いです
そりゃそうだよね
肩こりでいちばん痛くなる場所をテニスボールで直撃するわけですからね
ここで緑色の液体を吐きまくる痛みに襲われるため、前鋸筋のストレッチの痛みなぞ宇宙の塵となって飛んで行くという流れ。
だいたいここで声無き痛みで呻いているのはデスクワークの仕事してる人らしい。
そうでしょうとも。
昨日もそうだったけど、余りに辛いと
宇宙的な映像が頭に浮かびませんか。
私だけだろうか。
その後は四つん這い、ローランジ、ハイランジ、ヒバリのポーズ、体側を伸ばすで腕回し でストレッチ的に身体を更に解し
最後は、太陽礼拝＋戦士のポーズ1＆2、リバースウォーリア、リバース三角 等のフローで動いて終了。
コレで腕回す頃には
汗びっしょりです。
強度は3で、強度詐欺は無いのだが、その人の筋肉のコリ具合によって強度が1にも5にもなる。
菱形筋解しのときは個人的に強度10炸裂しています。
本当に宇宙が見える←辛すぎて
確かに肩周りは軽くなるし、伴って呼吸もし易くなる。
難易度もほどほど、効果はしっかりあり、いつも人気のクラスです。
村上先生曰く、前半呼吸とともにしっかり解すほど汗もかき、筋肉がしっかり動き、消費カロリーもアップするとのこと。
日頃ヨガのクラスを受ける前に、自分で解しておくと効果倍増だそうな。
良いクラスなんで私も定期的に受けてるんですけど、次に受けるときまでにまたしても肩が凝っているので、また変な声出そうになって痛くて声も出ねえ、という状態を繰り返すのでした。
すいません村上先生、家でケアしないワタクシが悪いのです
昨日の陰ヨガといい、今日の筋膜リリースといい、結果的には解されてスッキリするんですけど、常に痛みと引き換えってのは何とかならないのだろうか
陰ヨガとか癒やしのヨガとか言われてますけど、個人的には効果は感じるが、イマイチ癒やしは感じられないワタクシです。
やはり世の中何でも等価交換なのだろうか。