肥満の歴史②の続きです。

16才の春、無事志望校に合格しました。

晴れてめでたしめでたし、とは勿論行きませんでした。

私は身長が小学生でほぼ止まってしまいました。しかし、食事量は減りませんでした。

加えて、ワタクシ超インドア派です。
運動が好きじゃない、とかいうレベルじゃない。嫌いです。むしろ憎んでさえいる。

そもそも体育の服装からして、死刑宣告されてるみたいなもんでした。
デブにブルマーとかさ。それだけでも拷問レベルの辱めですよ(自業自得だけど)。

そしてイジメにより勉強を強化せざるを得ず、高校受験も割と本気でやりました。
毎日深夜まで一生懸命勉強しました。夜食付きで。
そりゃ太らないはずがありません。

高一になって初めての健康診断では、158cm 65kg という至上最強のレコードを叩き出しました。

しかも高校生になって、何を勘違いしたかイメチェン(死語)しようと似合わないショートカットにしちゃったんですよねー。
デブのくせに。

脳内妄想では当時のアイドルっぽくなってるはずでしたが、鏡に写った己は「生活に疲れた近所のオバサン」って仕上がりでした。

付いたあだ名は「お母さん」。

端的だよねー。若い子ってホント残酷。