imageいま

 

わたしたちは

 

底力を

引き出されようとしているのだろう

 

そして全く新しい在り方で

 

新しい何かを

選択する

 

 

そして ひとつに向かう

 

ふたたび、つながる

 

 

極性のない平安

「敵」「分離」という概念すらない

 

公平さの世界へ

 

 

(わたしたちの奥底に

それを憶えているわたしたちがいる)

 

 

幻から目を覚まし

旧いしくみを超越する意識へとシフトする

 

慣れ親しんだ恐れのしくみを超えて

 

分離の記憶が 溶き放たれてゆく(解けるのではなく、溶けるかのように)

 

 

マウイでの大火のあと

 

島全体がショック状態のようになっていて

 

(小さな島で人同士のつながりも密で

自然と人、動物たちもすべてがつながっているような島だからなのか

まるで自分自身の身体が壊れてしまったような痛みがあった)

 

呆然とそしておろおろと

そして時間が経つにつれて

襲ってくる無力感

 

 

そのとき支えてくれたのが

やはり 人とのつながりだった

 

 

 

ようやく立ち上がり

近所の森へ出かけた

 

森のなかのラビリンスを歩いた

 

 

わたしたちを許してください

ごめんなさい

愛しています

 

そしてありがとう

 

あなたの愛を受け取っています

わたしたちは

 

わたしたちを赦します

 

 

 

ただ その言葉を 何度も何度も繰り返しながら

その森のラビリンスを 歩きました

 

 

進んだら戻り

 

近づいては離れる

 

 

 

一緒にいったお友達が

 

わたしが歩いているところを撮ってくれていました

 

「光が、入ってきたよ」って 照れ

 

 

 

Aug23.2023 Haiku,Maui

 

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