2週間以上に渡って

連続して行われていたリトリートが

今日 おわり

今朝 延泊されていた 最後のおひとりが

ナディア村を出発されました

 

 

この期間もたくさんの

仙骨びらきをさせていただいたのですが、

 

 

本当に毎回

驚くようなシンクロニシティというか

発見?がめまぐるしく起こり、

 

これはもう、いつかひとつの本にまとめたらいいんじゃないかというくらいです。

 

 

以前にも書きましたが、

セッションが終わると同時にわたしの記憶メモリーが消去されるようで、

あとで思い出すのは本当に難しいのです。

 

なので、最近では

起きたことをすぐにメモするように試みています。

(セッションを受けられた方もあとで読み返すことができると良いですしね)

 

 

 

今回は、「アナスタシアのストーリー」について

書き残しておきたいと思います。

 

 

Yちゃん

5年くらい前にオーラソーマのコンサルテーションを受けてくださり

その後お誘いして、レベル1のコースを受けてくださいました。

 

それから再受講や、クリスタルのコースやリトリートなどにも参加してくださっている

ナディアのおなじみの方でもあります。

マウイでのコースは今回の魔女の数秘学で4回目という

マウイでの各種コースのハイパーリピーターさんでもあります。

 

 

彼女から、

マウイにいらっしゃる少し前に

こんなメールが来ました。

 

「ゆみこさん、ナディア村のライブラリーに

アナスタシアありますか?」

 

すでにリトリート準備で忙しかったわたしは

そっけなく(笑)「 無いです〜 」と答えました。

 

(古いお仲間はご存知だと思うのですが

わたし、メールの返信など かなりマメではなく 対応にムラがあり

既読スルー当たり前って感じなんです・・・時には未読スルー・・・・ 

(ごめんなさい←そういうときは、遠慮なく催促してくださいねー))

 

 

たったこれだけのそっけないやりとり。

彼女が尋ねているのが、ナディア村のコースルームの一角にある

ライブラリー(図書コーナー)のことで、

滞在中のゲストさんはここから本をお持ちになりお部屋で読まれたりされているのですが、

そこに、「アナスタシア」という本があるかどうか?というご質問だったことは すぐにわかりました。

 

横浜のナディアでも一時、販売していたことがある人気の書籍なのですが、

現在は1巻が廃番になっていて、入手することができないため 取り扱いしておらず、

結局わたしも読みそびれている本なので、ナディア村ライブラリにもないんです。

 

彼女からは

「そうなんですね〜 残念」というお返事があっただけでした。

 

 

思えば、すでにこれが

「仙骨びらき:アナスタシア」の伏線だったのだろうと思います。

 

 

特にそのことも忘れた頃

彼女はマウイに到着され

 

スピリチュアルメイクのワンデーのワークショップに、

綺麗なマジェンタ色のグラデーションのドレスを着てご参加されました。

 

そして、その夜が

 

彼女の「仙骨びらき」のセッションだったのです。

 

 

 

仙骨びらきは、始まるまで

何が出てくるか、まったくわかりません。予想もつきません。

 

長年のおつきあいの方や、お友達など、近況を知っている方のときは、

こんなことがテーマに出てくるかな?と予想することもあることはあるのですが、

実際は、わたしのマインドの想定内のことがおきたことは一度もありません。

私自身も、受け手の方と一緒に、冒険するような感じです。

 

 

まずは、軽いカウンセリングです。

これは、長くする場合もありますし、ほとんどお話しない場合もあります。

この日は、受けられたばかりのスピリチュアルメイク のセッションでのお話と、

その流れから、

「深い自己否定」や、トラウマになっているような恐怖感についての話題になりました。

そのなかで、どうしても無条件の安心感が得られないのは、

「お姉さんからの日常的な虐待」が影響していると思う、とYちゃんが話してくれました。

 

お姉さんからいじめられた

それが心の傷になっている・・ というのは

数年前のセッションで出てきた彼女のテーマでもあったので、

わたしが伺うのは初めてではなかったのですが、

いま、ここでその話題が出る、ということはやはり意味があるのかもしれない

と思いましたのですこし詳しく聞きました。

 

ゆみこ「どんなふうにいじめられたの?覚えていることはある?」

 

Yちゃん「 夜、眠っているときに 邪魔されるんです」

 

同室だったお姉ちゃんは、Yちゃんが眠っていると ほっぺたをつついたり ゆすったりして

起こすということがあったのだそうで

眠っているところを起こされるという記憶が強く残っているのだそうです。

 

Yちゃん「あとは、追いかけられたことです」

 

2〜3歳の頃に、5〜6歳のお姉さんから追いかけられた経験は

本当に恐怖でしかなく、泣いて、お父さんやお母さんに やめさせるように頼むのですが、

叱ってもお姉さんはすぐにまたそれをやりはじめるらしく、

本当に恐怖で、いまでもそのことを思い出すと涙が出ます

 

ということで、本当にその話をしながら、涙されていました。

 

ゆみこ「追いかけられて、つかまると何かされれたの? ぶたれるとか?」

 

Yちゃん 「それはされなかったと思う。ただ、追いかけられるのが嫌だったんです。恐怖でしかなくて・・

 

それは本当につらいことだったでしょう。

でもすこしだけ、疑問が湧いたので、質問しました。

 

わたしも2人子供を育てていますが、

2−3歳のころの子供って 追いかけっこが大好きで、

うちの姉弟も、「まてまて〜」と言いながら お姉ちゃんが小さい弟を追いかけたりしてましたが、

弟のほうは、きゃっきゃと とっても楽しそうに 逃げ回ってました。

 

わたしも娘に同じようにして遊んだこともあります。逆に追いかけられて逃げるふりしたり・・

大好きな遊びでした。

 

逃げる、追いかける 捕まえる 捕まる

いつも子供たちは めちゃめちゃ楽しそうに 笑っていた気がします。

 

ゆみこ「もしかして、お姉ちゃんは、小さい妹と追いかけっこをしているつもりだったのかな?」

 

Yちゃん「 大人になって姉に聞いたことがあるけれど、そう言ってました。ただの遊びだったんだって、

 それが傷になってるって言ったら、すごくびっくりされました。」

 

もちろん小さな身体で背の高さも全然違うお姉ちゃんから追いかけられるのは、

怖かったかもしれません。トラウマというのは、他人と比較することができないですし、

このトラウマが、Yちゃんの人生にいまでも影響しているというのは確かなのです。

 

でも、もしかしたらそこに、「何かの過剰反応」が起きていて、それは「何か別の背景」からきているのかもしれないな、とも思いました。

 

そのへんのヒントが、仙骨から得られるかもしれない・・・とは 思いましたが

とにかくいつも想定外なので、そのことはいったん脇において、スタートです。

 

 

 

 

 

 

いつものように

アルファ・ポイントにアルファオイルをたらし

触れていきました。

 

 

???

 

むむ????

 

なんども自分の感覚を疑いました

 

 

頭の中に

金属の塊のようなものがある・・・

そんな感覚です

 

 

(これはなんだろう??)

 

 

(銃弾?)

 

 

銃弾?? ほんとに? 銃弾??

 

びっくりです。

でも、なんども確認して、やはりこの感覚は確かだと感じたので

少しだけ迷いましたが、正直に

 

ご本人に言いました。

 

「Yちゃん・・・・ 頭のなかに

金属の塊みたいなのがあって・・・

 

それ、銃弾みたいだよ」

 

 

 

Yちゃん「・・・ え? 銃弾ですか??」

 

Yちゃんもびっくりですよね。

銃弾って・・

 

 

仙骨びらきで 頭の中に銃弾を感じる・・

 

って これまた 初めてです。 

 

もちろん、物理的なものではありません

エネルギー的な存在としての鉄の塊で、

はっきりと「銃弾」という言葉が浮かんだのです。

 

 

 

・・実は・・

Yちゃんが話してくれました。

 

Yちゃん「それと関係しているかわからないけど、実は数年前から、

視界のなかに黒い点が浮かび、それが30分くらい続いてその部分の目が見えなくなるという現象が

たまに起きるんです。

眼科で診てもらっても、特に外科的な問題はないようなので治療もしていないのですが・・」

 

 

 

 

 

銃弾を受けて

それが視神経の何かにダメージを与えたため

一瞬にして何も見えなくなった

 

その記憶をもった 女性の感情と声が

聞こえてきました。

 

 

・・・すると Yちゃんが

こういうのです。

 

Yちゃん「アナスタシアですか?」

 

 

え?

 

「アナスタシアって、

Yちゃんが来る前に質問した本のこと??」

 

 

Yちゃん「そうじゃなくて、

ロシア革命のときの最後の皇帝の娘の名前らしくて・・

 

いま、銃弾、って聞いて、

アナスタシアってそのお姫様も、銃殺された・・・って 思い出したんです。」

 

 

え〜?

 

恥ずかしながら、

わたし、ロシア革命のこと、

まったく知識がありませんでした・・・

 

 

 

Yちゃんは 日頃から一般常識に長けていて、歴史にも詳しい。

わたしの話を聞いて、

ロシア革命のときに処刑された

最後のロシア皇帝の娘アナスタシアの出来事を思い出したのだそうです。

 

 

 

 

彼女、アナスタシアは

ロシアの革命のとき、

革命軍によって捕らえられ、

最後は無残に 銃殺されたニコライ2世の娘でした。

 

 

 

(「銃殺」というワードからYちゃんがそれを思い出したのが、不思議なのですが、

でも、それにも理由があってたようです。

 

ここ数ヶ月とにかく

 

「アナスタシア」というワードにご縁があったのだそうです。

 

 

Yちゃんが 読みたがっていたアナスタシアの本は

このロシア革命の話とはまったく関係ないお話の本です。

 

 

その本が読みたくて、探しても

1巻が廃盤になって、とても高値がついていたりするらしく

買えない・・と 思っていたそうで

ナディア村ならあるかも?と思って尋ねたということでした。

 

 

もしかして それも

仙骨に刻まれた「アナスタシア」からのアピールだったのかもしれません。

 

「ゆみこさん、アナスタシアありますか?」というメール、

あれも

アナスタシアの魂がここで現れてくる予兆だった??

 

(たぶん、そうだと思います。

そうでなければ、

わたしにまったくその知識がないし

アナスタシアというお姫様のことも まったく知らないので、

 

わたしがみた頭のなかの「銃弾」から アナスタシア姫という実在のお姫様につながることは

絶対になかったはずです。)

 

でも、いろいろな予兆があったからこそ

彼女の名前が

ここで、Yちゃんの顕在意識に浮き上がってきたのだと思います。

 

 

そしてYちゃんがこう言います。

 

「ゆみこさん、今日スピリチュアルメイクのグループセッションのときに着ていた

 

あのマジェンタのドレス

 

アナスタシアドレスって名前なんです・・・」

 

 

 

え??

 

もう あまりにもできすぎています。

 

 

でもこれだけではありませんでした。

 

 

(つづく)