こんにちは。
習志野市 女性限定料理教室 「Nadi 世界の台所」のEmiです。
先日の記事 「通りすがりの人に優しい人でありたい」 の続きです。
ご経験のある方も多いのではないでしょうか?
アジアのあるある 子連れに優しい!
これは結構感動する位に。
私が生後4か月の子供を連れてバングラデシュに行った時のこと
連れていく前から、「バングラデシュ人は日本人や中国人の赤ちゃんを凄く可愛がってくれる」と聞いていました。
また大家族の多いバングラデシュ、兄弟や親戚の子等、誰かしら小さい子供に接することが多いので、年齢に限らず多くの人が子供の扱いが上手なのも知っていました。
けれど、こんな目がクリクリのカワイイ子供達がわんさか居るのに、まさかうちの子がそんなチヤホヤされる訳がないと思っていました。(子供達、ゴメンよ)
これは出産前に観ていた「Bumm Bumm Bole」という
イラン映画「運動靴と赤い金魚」をリメイクしたインド映画です。
このお兄ちゃん役の子役君は超有名なんですが、妹役の子が物凄くカワイイ!
ところが!
着いてみると、それはそれは受けが良い!
これは本当にビックリしました。
例えば、子供を抱っこ紐で抱っこして買い物に行くと・・・
店員のお姉さん達が群がってきて、「抱かせて抱かせて」とほぼ勝手に私の抱っこ紐を外して代わる代わる抱っこする。
そして「私達が抱っこしているから、あなたはゆっくり買い物していていいよ」と言われる。
スーパーに行けば、店員さんやお客さんも声をかけてきて、子供のほっぺたに勝手にチュッとするお姉さんも。(お姉さんで良かった…)
写真を撮られるのは当たり前。(これは私は凄く嫌だったので、常にスマートに断る方法を常に悩んでいましたが・・・)
一番印象深かったのは
娘を連れて車で外出していた際に、窓ガラスに手をピタッとくっつけて外を眺めているうちの子に
並走していた二人乗りのバイクの若者(恐らく20代)が、バイクを運転しつつずーっとうちの子をあやしていてくれた事です。(危ないよっ!)
こんなハラハラな対応もありりましたが・・・、
生後4か月の初めての子供を連れて、慣れない土地で、周りに頼る人もいなかった外国人の母親にとって
「子どもを無条件に可愛がってくれる通りすがりの人たち」
の存在はとても心強いものでした。
残念ながら、当時日本食レストランはありませんでしたが、
高級なレストランであればある程、子供用のチェアー等の設備が充実していて、子連れウエルカムだったのも大きな救いでした。
育児に疲れ果てて、ああ今日はもう家事したくないって時に外食が気兼ねなくできる環境って有難かったなぁ。
まぁ、時々弱っている時はカレーじゃなくて、スパイシーじゃない日本食を食べたいなって時もありましたが…(笑)
うちの子は徐々に人見知りが激しくなったので、そんなに恩恵を受けてないけど、よくレストランでも店員さんが「僕が見てるから、あなたも食べていいよ」と言ってもらえたことも多かったです。