見沼通船堀

JR東浦和駅から、徒歩３分くらいの所に、見沼代用水が流れています。
見沼代用水は、芝川を挟み西緑、と東緑が流れています。
その横のラインを行き来するために「見沼通船堀」があります。
見沼通船掘りも西緑、東緑と２つあります。
東浦和駅に近い方が西緑通船掘りで、芝側の先が東縁通船掘りです。
通船掘りは、米などを船で輸送していた江戸時代に、芝川と見沼代用水の高低差を行き来するのに、用いられた設備です。
関は、２か所ずつあります。
画像は、東縁通船掘です。
芝川から、代用水へ上がり際は、1の関まで、地域の住民数十人が、縄で、船を引っ張りながら、船頭さんが舵をとり、関まで運びます。
関は、船が入ると、栓をして、水を堰き止めて溜めて、水位を上げます。
また、同じ作業を2の関まで行って、繰り返し、水位の高い代用水へ通したそうです。
もうすぐ、春になると、桜が咲いて、散歩をするには、いい場所ですよ。