車椅子カスタム バックレスト本体開始
車椅子のバックレスト後ろに付く、ポケットを製作し、後ろ側につけるレザーに、革ひもでかがって、取り付けをしました。
今日は、本体部分のレザーの前後を元のパーツに取り付けます。
バックレストは、シート(座面)の時に、書いたように、車椅子のパイプフレームにスクリュータイプのビスで、固定をしています。
ただ、固定をしただけだと、座った際に、体重がかかり、ねじ穴が裂けて、切れてきてしまいます。
これを補強するのに、車椅子には、ビニールレザー内側に、丈夫な布地を縫製してあったり、ねじ穴のあいたステー(板棒)を中に入れて、引っ張られても切れないように、補強をしてあります。
このステーは、ねじ穴が長穴には、なっていますが、ステー位置がずれてしまうと、補強にならない事や取り付けもうまくいきません。
これを防ぐのに、座った際に、背中が触れる、前面部分と、ポケットを付けた後ろ側のレザーをバックレスト本体に合わせ、ねじ穴にネジを通し、スクリューを利用して、レザーを固定します。
こうしておけば、ねじ位置がずれません。
それ以外には、取り付けの時に、位置合わせが楽になることです。
ただ、注意をしなくてはいけないのは、ねじの先が出ているので、作業の際、自分自身が引っかけて、ケガに注意が必要なのとほかの物に、傷をつけないように注意が必要です。
位置合わせをして、仮止めをしたら、上部の部分を残して、周囲を革ひもで、かがってバックレスト本体を包んだ状態にしていきます。
上部の部分は、なぜ、残すかというと、車椅子のハンドル部分に、バックレストのパーツを通す部分を同じように、レザーで包むようにするには、開いていないと、作業ができないからです。
上部の部分でも、左右の端部は、先にかがっても、作業ができそうなので、先にかがっています。
今まで、考えていて、うまくいくか?
いろいろと考えた部分が、画像でいうと、青い元の純正バックレストのパーツ部分です。
この部分が、うまくできないと、取り付けもできないし、完成もできないからです。
表側、内側に、レザーをつけて、周囲をかがれば、元のパーツを包み込むことができます。
この取り付けるレザーを本体レザーに固定するのに、切れ込みを入れています。
切れ個部分に変な隙間が出たりすると見栄えが悪くなります。
包んでいるレザーに、たるみがあっても、ハンドル部分に通せず、取り付けができない場合も出てきます。
次の部分は、慎重に行きたいと思います。
