車椅子の黒い樹脂の安っぽさを無くす
車椅子のフレームに、革ひもなどを用いて、巻いたり貼ったりして仕上げました。
座る部分を残しては、だいたい終了していました。
そこで、どうしても気になる所がありました。
使っている車椅子の側板は、樹脂成型品で、フレームにはまる形で、固定されています。
この車椅子のカスタムを始めた時に、取り組んだのが、側板の装飾として、レザーを貼ることでした。
固定は、接着と革ひもで行っています。
このとき、フレームにはめるC型の形状部分は、メンテナンスで、外すことを考えて、樹脂をそのまま出していました。
機能の部分と見せる部分の区分けをしました。
シンプルの時は、これで良かったのですが、周囲をレザーで、装飾して、仕上げていくと、どうしても黒いのが気になってきます。
樹脂そのものの黒いのがあると、どうしても、部分的なのに、安っぽく見えてしまいます。
機能を殺さずに、きれいに見せるには?
考えました。
同じように、レザーを用いるのは?
表面は、きれいですが、端部は、黒いのが見えて、中途半端になってしまいます。
はまる関係で、C型の内側には、折り返せません。
そこで、フレームに貼ったのと同じ、ワインレッドの革ひもを使って貼ります。
ただ、この時に、1層ではなく、更に、上に同じように貼って、2枚貼りとして、厚みを出します。
これによって、レザーの厚みが出て、黒い樹脂が見える厚みと合わせれば、端部に、厚みの幅を使って、革ひもを貼る事ができ、黒い樹脂を隠すことができます。
フレームからの脱着も、問題無く、レザーが剥がれることもありません。
側板は、前後で、フレームにはめ込むので、片側につき4か所、左右の側板で、8か所、画像のように仕上げています。
これで、安っぽさもなくなり、デザインの統一化も図れて、トータルバランスが良くなるはずです。
後は、昨日、紹介をした座面とバックレストを仕上がると、完成形に近付きます。
NATURAL DESIGN WORKS