お寿司屋さんでの一幕 | 人生は60歳から

人生は60歳から

アスリート曰く、マラソンは35kmから。それを人生にあてはめると、人生は60歳から。さぁ、人生の本番が始まるまでの20年、どう生きようか。

アメリカさんの物腰の柔らかさと、スマートな優しさに惹かれた私でありますが

 

中央区のタワマンにお住まいであることを知って、好意がアップしたのは事実 笑

 

物腰が柔らくて仕事が出来る男性って、そうそういないんだよね~。

 

強引で自分の話しかしないエリートや、優しいだけの男性はそこそこいるけど。

 

基本、私の話をニコニコ聞いてくれるアメリカさんではありますが

 

ご自分の意見を強く主張されたトピックがありました。

 

それは、築地のお寿司屋さんにて。

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「自分の仕事は、将来AIがやるかもしれないって、なでしこ言ってたでしょ。他にキャリアは考えてるの?」

 

「一応、仕事のレンジを広げるための努力はしてるけど、職種変えちゃうのも楽しいかもね。私、お酒好きだし、バーテンダーになっちゃおうかな♪」

 

この発言、半分冗談で半分本気なんです。

 

今の仕事はやりがいと自由度があるから、頑張って続けていきたい。

 

けれど、万が一必要とされなくなったら、好きなことして生きるのも楽しいなって。

 

私は、お酒と、音楽と、気の合う仲間達がいれば、ハッピードキドキドキドキドキドキという簡単な性格。

 

自分の人生に責任をとれる範囲で、好きなことをやるっていうのはアリだと思っている。

 

一方、バーテンダーって簡単にやれる仕事じゃないと思う。その人のスキルで、カクテルの味ってかなり変わる。話をしたいお客さんもいるから、コミュ力も必要。お酒の知識と技術とコミュ力が求められるレベルが高い仕事。なめちゃいかんのですよ。

 

すると、アメリカさん、ちょっと真剣な顔になって

 

「なでしこは英語もできるし、○○の知識もあるし(←私の業界のこと。ちょっと特殊なんです)、バーテンダーじゃなくても、もっとやりがいがある仕事に就けるよ。お酒は趣味で楽しめばいいじゃないニコニコ

 

アメリカでは、ほとんどのバーテンダーはチップで生計を立てているらしいから、ポジティブなイメージがあまりないんだろうなぁ。

 

あと、やっぱ、酒好きじゃないと、バーテンダーという仕事の素晴らしさは分かってもらえないのかも。私なんか、彼らがいない人生なんて考えられないわ!!!

 

一瞬、バーの素晴らしさを熱弁したい気になったわたし 笑。

 

が、ここは、スルーが正解だなと判断して

 

「そうだね♪ 今の仕事で、ずっと必要とされるように頑張るねウインク

 

と、模範解答を返したのでありました。

 

いつも柔らかいオーラを醸しているアメリカさんが、ちょっとピりっとした雰囲気になったのが印象的だった一幕です。