心はボロボロですが、退院日は経腟分娩なので出産5日後2022.11.9なのです。
帝王切開だともっと入院期間があるのでゆっくり搾乳指導を受けられますが、ありがたいことに経腟分娩だと低体重児を産もうと関係なく5日後。入院中は看護師さんや助産師さんの助けを深夜でも受けられますが、退院後は自分でおっぱいと闘わなければいけなくなるので、退院までに軌道に乗せなければという思いが強かったです。
3時間ごと。まず搾乳機(メデラ シンフォニー ダブルポンプ)で10分ほど搾乳し(全くでない)、あと絞りを10分くらいしました。
出産後一日も早く母乳栄養を始めた方がいい、と医師に言われ搾乳に取り組みましたが全く出る気配がないので、母乳バンクの利用に同意し、出産後2-3日目に一日使用しました。
正直、母乳は血液から作られるので使うことに抵抗がありましたがしょうがないですよね…
うるおぼえですが、出産後3-4日くらいして乳首の先にキラリと光るものが見えるようになりました。
綿棒についたか分からないくらいの量ですが、貴重な抗体。毎回NICUへ運びました。
これをマメ太の口に近づけると。ちゅっちゅ、とするではありませんか!
こんなに小さく生まれてもミルクを飲む機能は持って出てくるんだな~と感心しました。
綿棒の先がしっかり濡れるくらいの量が出るようになった後は、シリンジに直接回収しました。(そのシリンジを機械にセットしてチューブで注入していきます)
退院するころには15-20mlくらい絞れるようになったと思います。基本的にはシリンジに回収しましたが、退院前に母乳パックを売店で買って使い方を教えてもらいました。
母乳パック、本当にコストがかかります…
8枚/日×30日=240枚!
1箱100枚入り ¥1800くらいしますので3箱/月に購入が必要=¥5400/月
退院後は薬局で買っていましたが、現在はAmazonの定期便で3週間毎に届くように買っています。
夫が動画を見たいとプライム会員(個人的にはもったいないと思うのですが、夫の小遣いの範囲のため何も言っていません。)のため?送料がかからず、¥1600/箱くらいで買えるし、定期的に届くので便利でおススメです。
毎回、後絞りを看護師さんに手伝ってもらうのですが、片乳づつ二人がかりでおっぱいを揉んでくれるのですが、異様な光景。そしてめちゃくちゃ痛い。ベテラン看護師さんになるにつれて痛くなくなります。退院日が差し迫っているのに搾乳が思うように進まないので、申し訳ないけどベテラン看護師さんに搾乳は手伝ってほしい、とお願いし対応してもらっていました。
また、NICUにおっぱいの神と言われている再雇用のおばちゃん助産師さんがいたのですが、退院までに時間を取っていただき、搾乳指導をしてもらいました。やはり痛くなくマッサージしてもらえました。
やはり経験がものをいう仕事なのですね。
自分も若いころは沢山お客さんに怒られて経験値をあげていったのですが、差し迫った状況ではなかなか心広くいられませんでした。