こんにちは
映画、2回目行ってきちゃいました
どうして2回目か?
・レディースデイだったから
・たまたま休みがとれたから
ではなく
・「窮鼠」「俎上」の作品を聴きなおして(手元には本が無い)今回は脳内アナウンスと共に映画を見たかった
・1回目は真っ白な状態で観て、2回目は少し補助の言葉を借りて観たかった
(今まで同じ映画を2回観たのはハリーポッターシリーズだけで、字幕と吹き替えという形で観ただけでした)
同じ映画を何回も観るヲタがいるということ→「おっさんずラブ」や「ギヴン」など結構皆さん繰り返し見ているんだなと思ったことから
ということで…えへへ
2回目の感想の方がやや攻めている感じで書きたいと思います
どうして2回目か?
のもう一つの理由は
エンドロールの最後の最後にスクリーンへ出てきた
「松本憲人」さんというお名前
この映画に関する重要な人物だろうことは予測していたのですが
事前何も調べないで映画館へ行ったため
最後に誰だろうか?と疑問を持って帰ってきたんです
帰宅して調べてみると
窮鼠を作り上げた照明技師さんの一人であることがわかり
窮鼠を作り上げた後の8月に
松本憲人さんが撮影現場で倒れ、脳内出血で亡くなったというものでした
共にコロナ禍で戦っていた戦友とでもいうべき大切な方…
同じ映画の製作チームの方が
こうして志半ばで
病気により突然の死に至ることを思ったら
辛くなってしまって…
この作品が松本さんの最後の作品になったのだと思ったら
涙がさらに溢れてきて
暫く席を立つことができませんでした
blogしょっぱなから号泣記事ですみません
最後の最後のエンドロールを待つ間
部屋を掃除して
あの今ヶ瀬が一人座っていた椅子に大伴が座り
→今ヶ瀬が椅子の上で
膝を抱えている姿は
慣用句でも「さみしさや悲しみを抱える」という意味で
大伴の部屋には今ヶ瀬はいるのだけれど
今ヶ瀬の深い場所でのさみしさや哀しみが消えないで
かかえている心情の様子の表現として使われているように感じました
もの寂しい表情で
寝ている大伴を見つめる姿が痛々しいんです
そこも大伴を好きすぎる気持ちの表れとして心に響きました
ノンケストレートな彼の心が自分に向かない
自分を愛してほしい気持ちが溢れている今ヶ瀬の気持ちを思うと涙涙です
今ヶ瀬が出て行った
たまきちゃんとの朝に
たまきちゃんがその椅子に座るのですが
大伴がその椅子から自分の元にたまきちゃんを呼ぶシーンがあって
もうそこにも泣かされました…
そこは今ヶ瀬の椅子だよって言ってるんですよね…
書いてても泣けてきます
今ヶ瀬を思う大伴が
今ヶ瀬を待つ…ラストシーンに
→ラストシーンが原作と違うとのことだったので
滂沱の涙だったのですが(原作はハッピーエンド…大伴が今ヶ瀬に指環を贈るし、夏生は5歳年下の男性と結婚するし)
それに加えて
この作品に対する映画作成チームの思いを考えてみたら
こみ上げてくる感謝の気持ちが溢れてきて
トイレにこもってぐずぐずやってました
朝だったからJKはいなかったので話は聞けず(笑)
ですので
2回目は照明(と言っても映画のことも何も知らないので部屋の灯の撮り方や、彼らの顔の影などに注目していました→素人ですみません)などちょっと注意していました
そして本日は俎上の鯉も窮鼠も
ドラマCDを聴きなおしていたため
セリフが脳内に駆け巡って
勝手に大伴のヘタレモノローグがゆうきゃんの声で聞こえたり(笑)
今ヶ瀬のジレジレめんどくさい病んでる乙男のモノローグが遊佐口調で聞こえたりと
はあああーーー
本当に充実していました
これ
今ヶ瀬と大伴の内心を副音声で聴けたならすごいんじゃないかと思います
徹底した「流され侍大伴のヘタレ感」が大倉君のイケメンが演じることで
うまい具合に消されかかっている感じもして( ´∀` )
でも映画の内容を追っていると最後の最後まで流され侍で…
今ヶ瀬の言っていた「別れ方もわかってんの?」って突っ込みたいくらいの流され感
徹底的でしたよ(笑)
実写映画でのいいところはあのシーン(例えば二人が別れるときの、車で海までドライブに行っての夜明けのシーン)がリアルに目の前に浮かぶこと
今ヶ瀬の運転する車はフェンダーミラーなの?←昔の探偵さんが乗っていた車のようなイメージそのもの
ああ、ここでのBGMはnokkoの人魚じゃないんだ…って思ったり
https://www.youtube.com/watch?v=gocSMFO3U88
原作は確かこれだったような気が…
たまきちゃんと付き合い始めて、ダイニングテーブルが置かれたこととか、ちょっとしたシチュにもわあ💕ってなる
もちろんオリーブオイルももう一度確認しました💕💕
あれはオリーブオイル(くびれた瓶、下段真ん中)かサラダ油(個人的にバルサミコ酢か料理用ワインの隣にあったやつで右から2番目の瓶)だなと確認し(笑)
でもやはりおちりに落されたのは
今ヶ瀬が準備したネコのためのオイルでしょうよ
はあはぁはぁハア…(笑)
ドラマCDでも今ヶ瀬が初めての時に酷く傷つけられ病院へ行ったから(これはあの高校生の部活の…時??)
上手なタチに導いてもらうのがネコは幸せなんだというようなことを言っていて
今ヶ瀬はリバだから
大伴相手にタチになるとき
大伴に傷をつけないよう
はじめは指だけ(って言ってましたよね、映画で)
だけれどちゃんと準備するもんは準備していたんだなと
腐女子の脳内はうるさいくらいに映画と原作とドラマCDがひしめき合っていました(爆
あーーー忙しい忙しい(笑)
そして大伴が今ヶ瀬を抱くときも
脳内でゆうきゃんが説明してくれる
今ヶ瀬が大伴に抱かれて感じている姿に
おれはうしろからの「この感覚を知っている」と!!
あーーー
た、たまらんっつ!!
なぜか2回目の方がエロスを感じたわよ🩲🩲🩲
最後に
今ヶ瀬の
他の男に抱かれるときのその辛く悲しい表情と
拒絶が大伴への気持ちが言葉じゃなくても充分伝わってきて
号泣だった
ということで
是非2回目いかがですか?
今回の観客動員数約21名
全員成人女性
20代~50代
友人同士2組
他おひとりさま