内容紹介
クールビューティな若きカジノオーナー・槇哉が、唯一恋した男・大門。しかし凄腕ディーラーとして現れた彼は、槇哉を無視した。正体も目的も謎の大門。貴男に「愛してる」と言わせてやる…!恋もHも超燃える美女と野獣(!?)なラブバトル!
ふゆの仁子先生
イラスト:やまねあやの先生
2003年
ビブロス Cue Egg Label
キャスト
大門:小杉十郎太
槇哉千里:置鮎龍太郎
猪狩:諏訪部順一
この本は厚かった記憶があります
辞書のように(笑)
それだけ内容も濃い
その濃い内容のキャストももちろん濃いいんです!!
この濃すぎ小杉さんのお声はまさにハリウッド級の美声…
声量が全く違う!!
ああこれぞまさに初期のBLCD作品(いろんな意味で)
ふゆの仁子先生+奈良千春先生の最強コラボも読みましたが
懐かしくなってこのCDを取り出した(昨日の断捨離で秘境から取り出せたーー)
こてこて(王道)のBL→カジノディーラー×カジノオーナー
オーナーとディーラーの出会いは6年前
オーナーの千里(置鮎)はこの大門(小杉)という男を忘れられないでいた
初めての男は忘れられない
その大門と再会
お店のスタッフとスタッフルームでイチャイチャしていたり
礼節を欠いている大門にイライラ
自分を忘れた振りした大門に千里がキレる
大門はなぜかフェロモンまき散らしながら千里のことを拒む
後々理由がわかるわけなんですが…(笑)
大門という男、店内で何やら探っている様子
ここで千里に12歳から付いていた猪狩(べさま)という男が出てくる
猪狩の千里への態度は主従関係で絶対なのですが…
実は大門、マトリ(被疑者の捜索から、ガサ入れ、潜入捜査まで行う麻薬取締官)だったんです
それは後から正体を明かされるのですけれど
もうね
マトリと聞いてテンションあげあげになっちゃって( ´∀` )
恋するインテリジェンスの厚労省編に出てくるわけです
神子主幹とその仲間たちで(笑)
あのガタイの大きいマトリさん達を想像してですよ
読んでみたらまたどうだったけなーってほぼ忘れかけていた原作を思い出しました
そしてすごくいいテンポで読めました
BLのおおかげで潤ってます(笑)
置鮎さんは
この罪深き夜に(成田遼一郎)という役の印象が強く←清澗寺家シリーズ、長男の攻め様
攻め様のイメージを持っていたのですが
小杉さんの力に勝る攻め様は思いつかないくらいのインパクトだったので
置鮎さん受け、すんなり出来ちゃいました(笑)
小杉さんのフィニッシュ直前の息遣いにただただぼうんやり…(笑)
お花畑で過ごす人になってしまったわよーー
そしてべさま…尊い
今回は難しい役でしたね
受け様のお世話係として12歳から主従関係にあって
受け様の乱れたベッドをメイクしたり後処理をすることもあったのに
主人を裏切る…
銃を主人に突き付けて脅すところなんて緊張感めっちゃ高まりました
こちらの心臓の音、聞こえてますか?的な(笑)
もう、べさまは攻め役でなくてもカッコイイ
麻薬中毒の人物を演じたわけですが…すごいです
一言も聞き漏らさず
べさまの音声を全力でダイソン以上に耳で吸引してました(爆
出演者は濃いい先駆者たち
お腹いっぱいにならないわけがありません
繊細な若者声優さんたちに聴かせてあげたいくらいの演技でした
今後…
ふゆの仁子先生祭りが開催される可能性もあります
高岡ミズミ先生の作品とともにBL声優の先駆者たちの演技を楽しみたいと思います