清澗寺家シリーズ4 罪の褥も濡れる夜 2枚目【BLCD】和泉桂/円陣闇丸 | 撫子♪のブログ

撫子♪のブログ

ボーイズ・ラブが大好き♡
丹下道先生の作品がきっかけとなり、ブログをはじめました!商業BL作品への熱い思いを個人視点で書いてます♡
BLCDについても作品愛と声優さんのお芝居を語ります
備忘録としての腐内容あり、取扱いに御注意くださいませ♡

内容は1枚目をご参照くださいませ

清澗寺家シリーズ4 罪の褥も濡れる夜 1枚目

 

2枚目は冬貴と義康のそれぞれの葛藤というところか…

 

義康の4つ年上の兄である広康(野島兄)までもが冬貴から排除する相手になるという(怖)

義康が兄を妬ましく思う気持ち

自分の幼さ、青臭さをより一層感じさせられる相手である兄

冬貴のためなら親兄弟を陥れることもだとしてもかまわない…義康本気ですよね

野島兄のさわやかなセリフ…広康自身だなと感じる

 

そしてやはりこの人を忘れてはならない

清澗寺伯爵の存在感!やはり三木眞のセリフが重く響く

 

三木眞「兄を売ったな…」

遊佐「はい、兄は私の人生に不要ですから」

三木眞「不要か…」

ゾクゾクする~~~

 

そして伯爵は病死する→なんだかんだ有るんですよ

義康が願い出たことに対して伯爵は頷く

冬貴は結婚することに←これも義康の策略

遊佐:義康「女とは寝たことがないんだろう」

神谷:冬貴「ない」

からの~

遊佐の言葉攻め!

 

「――-安心しろ。俺が教えてやる」

「男を教えたのだから、今度は女だ」

「冬貴。今俺がしたことを綾子さんにしてやるんだ」

「俺の言う通りにできたら、ここもを可愛がってやる」

「冬貴、御前をよくするのは、そのあとだ」

 

浩C「よしやす…」

 

遊佐「しなさい」

 

同族婚を繰り返していた清澗寺に新たな風が吹く

冬貴は新妻を組み敷いて、義康は冬貴の背後に膝立ちになり

小さな蕾を何度も撫でてやる…

綾子に指一本触れぬように、冬貴だけを―――

 

です、からね…

 

義康は冬貴を手に入れるために甘美な地獄へ落ちていく・・・

 

うわわわわわわwwww

小説を初めて読んだときの脳内パニックがよみがえる!

こ、これは!!

大好きなシチュエーション

 

え、ソコ??(笑)衝撃とか、そーゆーのじゃないのか??

 

明治20年に冬貴と義康が出逢った

義康、数えの12歳(正月で年をとるので11歳でしょうか)→斎賀みつきさんが演じてます♡感動!

冬貴7歳…これ、数えの7歳ですかね?「7年目の神事」ということは冬貴6歳?

いや7年目だから7歳か?

うーん義康だけが数え年というのも…

冬貴の方が年下(4-5歳若く見えると書かれている)

白銀に覆われた麻布の森、清澗寺邸

「7年待てるか?ならば私も待とう」

元服は11歳~17歳

「養老律令」では、男は15歳、女は13歳以上になれば結婚できるらしいのですが、清澗寺家は代々早婚だったので、冬貴14歳というのはありなのでしょう

義康18歳と冬貴13-14歳

冬貴おそらく14歳で元服、結婚式、初夜!(時は明治です、忘れちゃならない)

その前の歳に義康に初めて冬貴は抱かれる…

冬貴15歳で父??

 

この初夜が…終わると

 

「今宵が7年目だ、待たせたな義康・・」

 

冬貴という清澗寺の魔性が見事に孵化をする

ここからの浩Cの妖艶なセリフが堪らない!!

 

そして別れ…

この別れが一生になるのか

苦悩する遊佐義康

至高の愛の破滅というのか

愛憎にただ苦しむ人間の心理と葛藤を見事に演じられた

 

ただただ妖艶になっていく化身の冬貴

ふたりの口づけあうリップ音や

浩Cの喘ぎ声はつい聴き入ってしまう

【清澗寺冬貴】という男を

こんなにも魅力的に演じられるのはこの人だけでしょうね

冬貴と出会って15年

その間を2枚目のCDへ注ぎ込んだ内容でした

 

効果音、とてもよかったです

ピアノの音が心地よい

刹那苦しい重い空気の中で

哀愁漂う短調がとても美しく聞こえました

そしてその音色は私たち読者の心の一点をピンポイントで刺す

抉るように、思いっきり心の臓を狙って…

 

3枚目に続く