こんにちは。

保健師マザーズコーチ・ペアレンツコーチの、中見真琴です。

 

このブログでは、

誰かのサポートをしたい人のために、コーチ目線での情報をお伝えしていきます。

 

 

 

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GW、いかがお過ごしですか?

 

新しい学期が始まり、1ヶ月がすぎました。

子どもたちも新しい生活に胸を膨らませていたことでしょう。

 

でも、たまに

期待と現実の間に大きな隔たりがあって、

不安や戸惑いを感じている子たちも、たくさんいます。

 

今日の記事では、

特にGWにやってみてほしい、

子どもたちに寄り添って、心の重荷を軽くするためのサポートについて考えます。

 

 

 

 

    

今日の目次

  • 新しい生活へのギャップがあった子、いませんか?
     
  • 失望と怒りを抱える子ども達
     
  • 我慢や期待でごまかすのをやめてみよう
     
  • 学校生活のサバイバルに立ち向かう力を
     
  • 時間がある時に、じっくり話を聞いてみよう

 

  

 

 

  新しい生活へのギャップがあった子、いませんか?

 

実は私、

不登校や行き渋りなど、学校生活にしんどさを抱える子の親と

関わることが結構あるんです。

 

そんな子達から聞くのは、

「思ってたのと違う」という言葉だったりします。

 

勉強が、思ったより難しい。

逆に、思ったよりも退屈。

 

クラスがずっとザワザワしていてしんどい。

 

「学校は楽しいところだよ」って聞いて楽しみにしていたのに話が違う

 

などなどなど。

 

 

私たち大人は、無意識に

子ども達に過剰な期待を抱かせてしまっていることがあります。

 

新しい生活を楽しんでほしい、というのは

親として心からの願望ですけど、

 

その結果、

期待と現実のギャップに直面して、がっかりしてしまう子は

結構たくさん、いるみたいなんです。 

 

 

  失望と怒りを抱える子ども達

 

思い出すのは、以前あった、Aさんの相談。

 

入学してから、日に日に元気をなくしていったお子さんと、

GWの数日をかけて、子どもとお話をしたんだそうです。

 

最初は「別に」と言っていた子どもからそのうち出てきたのは、

強い怒りだったんだとか。

 

「学校は楽しいって言ってたけどウソだった!むかっ

「みんなと友達になるとかできるわけない!爆弾

「いっつもガマンしなきゃいけない!パンチ!

 

学校に行って、勉強も楽しみにしていたお子さんは、

進まない授業や学校の雰囲気に、しんどさを抱えていた様子。

 

無責任に『学校は楽しいよ』って言っていたことを反省したAさんは、

「楽しみにさせていたのに、ごめんね」と謝ったんだとか。

 

その後、たくさん気持ちを吐き出した後、

一緒に対策を考えたんだそうです。

 

・学校は天国じゃなくて動物園。

いろんな子がいるから大変だけど、安心できる子の側に居るようにする。

・お勉強は、まだあんまり進まないから、家で楽しくいろんなことをする。

・嫌なことを言ってくる人がいたら、

 帰ってからお母さんと話をして「気持ちをポイ」ってする。

・いつでも話を聞くから、嫌になったらどんどん話をしてほしい。

 

その後、元気になったお子さんは、

学校にも楽しく行くようになり、

何より、いろんな「嫌なこと」にも立ち向かえるようになったんだとか。 

 

 

  我慢や期待でごまかすのをやめてみよう

 

学校がしんどい、と言われた時に、

ついついやってしまうのは、

「そのうち大丈夫になるよ」と、ごまかしてしまうことです。

 

確かに子どもの適応力はすごい。

だからそのうち、大丈夫になることもよくあります。

 

でも。

「我慢すればいつかいいことがある」って言葉は、

しんどい子ども達にとって、重すぎる負担になることがあります。

 

我慢が絶対に報われるとは言えないですし、

何より「今」しんどいんですもんね。

 

我慢をすることしかない環境で学ぶことは

目をそらすこと、

心を殺してその場をやり過ごすこと、

そして、諦めること。

 

そんなことしか方法がないと学んでしまうのは、

なんだか悲しいです。

 

どうせなら、ごまかすのではなく、

どんな環境も、どんな状態も

その子の成長のための糧になってほしい。

 

 

  学校生活のサバイバルに立ち向かう力を

 

学校は知識や社会性を学ぶ場所。

でも同時に、ものすごくハードな銃サバイバルの場ナイフでもあったりします。

 

自分とは考え方や感じ方が違う子もいることを知ること。

 

自分の気持ちや気質と向き合って、自分を上手に動かせるようになること。

 

色々しんどいサバイバルの場で

どうにかして生き延びていく方法。

 

何も知らない、後ろ盾もない状態で

丸腰でそれを学んで、立ち向かっていくことは、結構大変です。

 

 

 

だからこそきっと、

私達大人が、サポートしてあげることってすごくすごく大事だと思うのです。

 

 

 

  時間がある時に、じっくり話を聞いてみよう

 

せっかく、少し時間に余裕があるGW。
じっくり語ってみるのもいいと思いますコーヒー

何を考えているのか知りたいと思っているよ、

あなたの味方だよ、

困ったときには力になりたいんだよ。

 

ちょっと落ち着いたタイミングで、

伝えてあげてほしいです。

 

味方がいることに気づけたり、

何か対策ができることがわかったりした子ども達は、

また新しい力を得て、頑張っていけるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

    

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