●できないところを愛そう、はちょっと違うと思うの

こんにちは。保健師マザーズコーチの中見真琴です。

ありのままの自分を愛そう、できない自分もいいじゃない、という論調、最近多いです。

うん。それはそれでまぁ、いいんですけどね。

それを否定するものではないんですけどね。

私、「できない部分も愛そう」に、ちょっと違和感を感じることがあるんです。

私の感覚は、「できないとこ?そりゃあるでしょ。でもそれはそれでいいじゃん 」なのですよね。

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(昨日の夕焼け。燃えてるのかと思った)

例えば私は、かなり目が悪いです。

0.1もないので、欠点だし、リスクです。

災害の時を考えると、メガネやコンタクトを無くしたらどうしたもんかと不安だし、パイロットなどの職業にはつけませんね。

ただ、毎日でそれほど困ってるかというと。

…そんなに困ってません。

そりゃ、目がいい方がいいけど、こうやってお仕事したり、子どもを相手にしたりして喜ばれるためには、視力はそれほど関係ない。

視力が悪いことは、不便だけどそれほど問題ないこともある。

でも、視力が悪いことを無理やり、「素晴らしい」と思うのは、変ですよね。

同じように。

子どもとものすごく向き合うのが苦手な人もいるでしょう。

女性だろうがママだろうが、そんな人はいます。

でもだからと言って、「向き合わない自分を素晴らしいと思えない自分はだめ」ってなると、さらにこんがらがることになっちゃうんです。

悪いところに注目しなくてもOK。

だったら、自分のいいところ、うまくつかえるところに目を向けちゃいましょう。

子どもとバカなことやって遊べなくても、ピンポイントで褒めてあげられる人なのかもしれないじゃないですか。

がっつり引っ張っていくのが得意な人なのかもしれないじゃないですか。

自分のダメなところを愛そうとして苦しまなくても大丈夫。

使えるところは使い倒しちゃえば、素敵な「あなたらしい子育て」「あなたらしい生き方」ができるはずですよー。