前回、
集団生活に入ることの利点を書きました。
先に書いたように、
幼稚園や保育園に預けるということは、
けして「かわいそうなこと」では
ないはずです。
親が仕事なり、リフレッシュなり
している間、
子どもも楽しめるような「場」が増えることは
むしろ、喜ばしいことのはず。
大変だとすれば、
新しい環境に慣れるまでの期間、
葛藤することが
大変といえば大変なんだと思います。
だったら。
かわいそうだ自分を責めている時間に、
早く子どもがその場に慣れるように
手伝ってあげるというのが
いいんじゃないでしょうか。
急に、今までと違う環境に入って
自分の立ち居地がわかるまでの間、
子どもは『心の基地』である
母親のそばに行くことを求めます。
が、
安心して、心のパワーが溜まったら、
また基地から飛び出して、
新しい場へと挑戦していくんです。
だから、
幼稚園、保育園に行った子が
そこから帰ってきたとき、
少しの時間でも
一緒におやつでも食べつつ、
「あなたのことが大好きなのよ。
あなたといる時間が幸せよ。
頑張ってるね。
ママはここで、待ってるからね」
と、言葉ででも、言葉以外ででも、
伝えてあげるといいと思います。
小さい子だったら、
ベビマもいいですよね。
短い時間ですけど、
「あなたのことが大好き」のメッセージ
めいっぱい伝えられるから。
仕事に行き始めて、
ママの方も忙しかったりします、でも、
ほんの10分、
仕事から帰ってベビマをするだけで、
子どもがものすごく穏やかになったという
話も聞いています。
ちょっとなでるだけなら
幼稚園にいくような年の子でも
できますよね。
(っていうか、うちはそれでした)
安心して、子どもが基地から飛び出せる手伝い、
そして、
不安になったら基地がちゃんとあるんだと
安心できる手伝いを
できたらいいですね。