ベビーマッサージを習い始めて
ちょっと不思議だったのは

どのマッサージも基本的に
「体の中央から外側へ」となっていることでした。


看護学校で習ったマッサージは
「体の末梢から、中心へ(外から内へ)」


これでいいのかな?と不思議になったものです。


で、いろいろ調べてみたところ、
目的がぜんぜん違うんですね。

大人のマッサージは、
リンパ液を戻さなきゃいけない。

特にむくんでいたりするときは
重力に負けて、リンパ液が下に溜まっている状態だから、
「外から内へ」流してあげて、
リンパ液を体の中心へ、戻してあげます。


でも、赤ちゃんの場合、

まだ立ってもないので
リンパ液が末端に溜まっているということはなく、

むしろぷにぷになあたりは、
水分量が多くて全身むくんでいるような状態。


 ベビマと育自。イラストで綴る、ハッピーママの作り方


これを無理に体の中央に集めたりなんかしたら、
心臓に負担がかかる、と。


やっとこさ、納得しました。


(ちなみに、東洋医学の先生に相談してみたら、
 赤ちゃんへのマッサージということなら
 「内から外へ」が理にかなっているそうです)



少し大きくなってきた子向けのマッサージでは
「外から内へ」のマッサージもあったりするんですけどね。

どのくらいの年になったらそれが一番有効なのか、
そのあたりは引き続き、調査・研究を続けます(笑)