今日も、なんと人生初の素晴らしい体験をしました。 既に知っている方はたくさんいると思うけど、私は初めて、心が洗われました。

真冬並の寒さと雨はわかっていたけど、止める気にはならず、「とにかく行こう」と一人でテクテク歩いて、大宮氷川神社の「神主さんと神社を学ぼう!」に行ってきたのです。

参道に出ていたショップは気の毒な位に人出がなく、みんな寒さに震え上がっていました。 でも、やっぱり氷川さんはいいですね。  雨の中、逆にゆっくり参拝できました。  

それから、神楽殿で、秩父神社神楽保存会による、「里神楽」、 狂言みたいなものだなと、勝手に思いました。  面白かったけど、体が冷えたので、参道に戻って、ポトフ風スープをいただいたら、美味しくて、体の中から温まりました。

神楽殿から音楽が聞こえてきたので、戻ってみたら、國學院大学の学生の雅楽演奏でした。 私は雅楽は生で聞いたことがないので、よくはわからないけど、とても澄んだ音色でした。

そして、その後が、やはり國學院大学のみすゞ会による神楽舞でした。  始めに「神様を慰める為に、祈りの心で舞えるように練習してきました」との紹介の後、綺麗な髪飾りと白い衣装を身に付けた女の子(女性というより、やはり女の子)が二人、舞い始めるのを見ている内に、涙がポロポロ出てきたのです。

「清らか」という言葉はこのことでした。 日本の文化にこんなに美しいものがあることに感動しました。 一秒も目をそらすことができず、写真を撮るなんて、とんでもない、どしゃ降りの雨の中、身動きもできませんでした。  傘をさしていてよかった。  他の人に涙を見られないですみましたから。

二番目は、男女の舞、清々しい美しさでした。 最後は、また女性二人。 本当に美しかった。 この世のものとは思えない場でした。

神様って何? 神社って何? もっと知りたくなりました。