『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』(日本、2008年)
を観た。
時を同じくして発生した
人気ニュースキャスターの殺害事件と、片山雛子議員の襲撃事件には
共通した暗号が残されており、特命係の杉下右京と相棒・亀山薫は事件の謎を追うのだが・・・。
テレ朝が誇る刑事ドラマ「相棒」の劇場版一作目。
2008年の映画で、なんせ2026年から18年前の映画なので
ところどころ懐かしさを感じる。
ホバー(マウスオン)すると色が変わるリンク先設定のホームページ、
数秒かかるメール送信、分厚いノートパソコン。
デスノートばりの公人・有名人の殺害リストを管理するサイトのことを
劇中では「SNS」と呼ぶんだけど・・・SNSではなくないか・・・?
一般的な用語としてのSNSって、
Facebook/Instagram/X(Twitter)/LINE/TikTokが主要どころの外資プラットフォームで、
ミクシィをSNSと呼ぶかどうかも怪しい。
SNSはアプリ主体、コミュニティサイトはWebブラウザ主体という違いもあるように感じる。
もちろんソーシャルネットワークサービスという意味では間違ってないんだけど、
2008年当時はSNS黎明期で、言葉の定義が安定する前なんだな・・と懐かしさを感じる。
劇中に登場するサイトは、2026年現在の感覚だと「ダークウェブ」と呼ぶことが多いかなぁ。
閑話休題
劇場版第一弾作品であり、初代相棒・亀山薫時代の作品。
『相棒』シリーズは、初代の亀山薫、二代目の神戸尊、三代目の甲斐亨までは視聴していた。
四代目以降からは離れていて、年末年始の相棒再放送で恋しくなり劇場版を視聴。
「相棒」で好きなエピソードは、
バーテンダー役を蟹江敬三が演じる シーズン6 第14話「琥珀色の殺人」
それと、二代目の神戸の持ち味が活きるエレガント回
シーズン8 第3話「ミス・グリーンの秘密」
が好き。
相棒は初期作品のほうがシナリオが凝っていて好み。
今作の劇場版では、相棒世界から卒業した登場人物たちがご健在なのも時代を感じる。
なんせ18年前だからな~わたしなんか大学1回生だよ。
バリバリのガラケー時代。
サブタイトルにもなっている東京マラソンのみが標的になっているのではなく、
片山雛子が登場したり、海外の人質事件など様々な要素が絡み、
点から始まったストーリーの外殻が徐々に大きくなっていくところは元旦スペシャルにも共通している。
民間の一事件でとどまらず、外交問題や政府高官のタブーに切り込んでいくのに
なぜか特命係が命を狙われることが少ないのが相棒を安心してみれる理由。
現実世界にいたら、右京さんはとっくに消されてるって。
途上国での日本人人質事件が作品の鍵になっているので、
この種の問題が扱われていることに拒否感がある人にはおすすめできないかな。
東京マラソンのランナーにマラソン選手の有森裕子さんが本人役で出演されているんだけど、
有森さん綺麗。



