ドラマ『ハヤブサ消防団』(日本、2023年)
を観た。
父の出身地である山奥の集落であるハヤブサ地区に移り住むことにした作家の三馬太郎。
移住後に、自治会で運営しているハヤブサ消防団に誘われ、断り切れない太郎が加入した直後に
ハヤブサ地区の民家で火事が発生するのだが・・・。
池井戸潤の原作は未読。
知人からおすすめされて鑑賞したんだけど・・・
作品パッケージや導入のあらすじが、絶望的につまらないそう!!!
地味な田舎の人間ドラマのように思える。
おすすめされなかったら一生観ることはなかったと思う。
でも、期待の何百倍も面白い!!!!!
当初の印象と実際の面白さにここまでギャップのある作品も珍しい。
放火事件という最初のきっかけから、思いもかけないような展開に転がっていき目が離せない。
ハヤブサ消防団に所属する50-60代男性たちの、
明るく勢いのある連帯感が観ていてほのぼのするし、
中村倫也演じる太郎と、満島真之介演じる勘介の30代コンビの関係も絶妙で素敵。
ハヤブサ消防団の宴席でのコント的面白さと人情味と、
徐々に真相に近づいていき緊張感が増すサスペンス展開が最高。
テーマが多少シリアスなんだけど重すぎないし、サスペンスの度合いが丁度良く好み。
笑顔が素敵すぎてうさん臭さ抜群の真鍋も良いキャラしてる。
どう見たってクロですやん。
※下記、ネタバレを含みます。
山奥の集落では、古い慣習や土着の文化が現代でも残っていたり、
その土地独特の宗教的な儀式が存続しているというストーリーはよくあると思う。
でも、この作品は集落×新興宗教という組み合わせが斬新。
新興宗教ブームで信者を拡大した宗教のほとんどは
信者の高齢化と若年層の取り込みが課題なのに、アビゲイル教団は若い信者ばっかりで凄いわ。
ちゃんみなが歌う主題歌「命日」がクール。
演歌調なのにロックで、どんなテイストの曲でも歌いこなす歌唱力に脱帽。
ちゃんみなも最終話で印象的な役でドラマにご出演してる。
このドラマは布教したい。


