神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。随分長いこと、ブログを連続で書いていたので、当塾で私（当塾教室長）が「お世話係」をしている「ダンゴムシ軍団」「ワラジムシ軍団」のお世話を少しサボってしまいました。この時期昆虫でないこの「節足動物」たち、冬越しが大変らしいです。「ごめーん、生きてるよね…」と言いながら、水を容器にかけてあげると、出てきました！のそのそと。そしてやっぱり枯葉の上に集まってきました。この子たち割と「グルメ」で、私が家からそっと摘んできた「花」が大好き。甘い香りがするのでしょうか。先日、宅配便のドライバーさんに声をかけられていました、この子たち。容器をのぞき込んで「ちわー、寒いっすか、土の中も。」宅配便のドライバーさんたちにも「隠れた人気者」さあ、春まで頑張ろうね。
我が家で「かたつむり」を飼っている話も前にちょっと触れましたが、とても元気です。ニンジン・白菜が大好きで、キュウリも「鮮度によっては」お召し上がりになられます。卵の殻が大好きで、中に入ってはまるでゆりかごのようにゆーらゆーら。卵の殻もお召し上がりになります。そしてこちらも水が欠かせません。家の周り、そして植物の葉の上にちょこんといた「つむりたち」子どもは…産まないでほしいナ。
さて「記述問題」のことを前回まで書いていたのですが、もうこんなご相談がありました。或る大手塾に通われていらっしゃる方のようですが「中学受験をするのですが、入試日まであと1カ月くらいですよね。記述が苦手なんです。国語はもちろん他の科目でも全然ダメ。算数でも『考え方を書きなさい』となると話し言葉で書く始末で…記述問題はどのくらい取れればいいのか、またどのような採点基準なのでしょうか？」あまりにざっくりとしたご質問で、これだけでは何とも言えないのですがね。例えば神大附属中等か、甲陽学院中か、須磨学園中か、白陵中か、関西学院中か、高槻中か…一般的な国語の話ならまだしも、もうすぐ始まる入試について「手っ取り早く”ノウハウ”を知りたい」というご様子。当然、学校によっても話は変わってきますし、お子さんの「現有」学力も関係してきますから、そんな簡単にお答えできるものではないのです。
私はそういう時はいつも「お通いの塾に聞かれたらいかがですか」と返しています。「お子さんのことを一番理解されていると思うので、通われている塾の先生を信頼なさってはいかがでしょうか。いいアドバイスをくれると思いますよ。」と。でも、かなり長いお電話でして…まあ、入試まであと一カ月。でもまだ一カ月ともいえるわけですが、それは在籍している「塾生」に掛ける言葉でしょう？ですが、あまりに切羽詰まったご様子なので、私から少しアドバイスを差し上げました。
しかし、本音ではお通いの塾の先生にはとても聞けないのはなぜでしょうか？あ、当塾？「本音で」話す塾ですよ。悪しからず。
12歳とはいえ「ひとりの人間」自分の意思を持っていると私は思うのですが、この頃は違うケースもあるようで、「親の言いなりのお人形さん」のような子も。「非認知能力」は人間が「認めてほしい」「愛してほしい」「見てほしい」がその土台。さあ、お子さん自身がこの「～ほしい」からトビ立ち「自己肯定感」を身につけるには、筋道を立てて話したり書いたりする力が不可欠です。自分中心でのものの見方、考え方では、記述問題で×を食らいますからね。「何書いても正解なんでしょ？」おっと？この「非認知能力と自己肯定感」そして「論理的思考力」、お父さんお母さんこそ身につけてほしいのですが、いかがなものでしょう。
先日ニュースに出ていたOECDの国際成人力調査でも、年齢が上がるにつれて「数的思考力」「読解力」ともに低下傾向で、特に「読解力」は45歳以上の低下が大きく下位層の割合が増える原因となっているとのこと。お子さんの記述力の無さを嘆く前に、まずは親御さんが頑張りましょうよ。この話、もう少し続けます。では、また。
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