豊中校担当の杉谷です。
関西ダービー盛り上がりました
そして結果はご存じのとおり、
前回の日本一が1985年。今回監督を務めた岡田監督が現役の主軸選手として活躍し、他には今や伝説の掛布、バースの猛打が爆発、さらに私、巨人ファンとしては同年の巨人戦で起きた、バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」事件今年は勝てない…当時の少年にも十分に伝わるものでした…
1985年が2リーグ制以降、初の阪神タイガース日本一となったのですが、ちょうどこの年の末から翌年にかけて、天体では「ハレー彗星」の接近が話題となっていました私も望遠鏡でなんとか見えないかと公園まで近所の友だちとみんなで観察した記憶があります
このハレー彗星ですが、地球に接近するのが約76年に1回とのことですので、次は2061年頃になるのですが、単純計算で今はハレー彗星は地球から最も離れていることになります。そして、今回の阪神タイガースの日本一は38年ぶり。ちょうど76年の半分になります
ということは…阪神タイガースが日本一になるのはハレー彗星が地球にめっちゃ近いか、めっちゃ遠いか…のタイミングしかないのかもしれません
そう考えれば、とても貴重なので、まぁ今年は日本一を阪神にくれてやってもよかったのかなともちろん、21世紀初、さらには平成では日本一になれずで、令和でようやくのことでもありましたからね
早々に負けた私の愛するジャイアンツはとっくの昔に阿部さんを新監督として来シーズンに向けて始動しています。そして、先日勝った阪神タイガースもまたもう次のシーズンをにらんで動き出そうとしています
先日、テレビで通算のホームラン記録を持つ王貞治さんと侍ジャパンでこの春、日本をおおいに盛り上げた栗山英樹さんの対談を見ましたが、その中で王さんがおっしゃっていたのは、記録を達成しても次の瞬間にはもう「次」のことを考えていたそうですたとえば新記録を樹立したホームランを打ったときならば、ダイヤモンドを一周している途中には既に次の目標があったとのことでした
そして、王さん曰く、
「きっと大谷くんも同じように考えているんじゃないかな」
と。
もちろん大谷くんとは今をときめく大谷翔平選手のことですが、それには日ハム時代と侍ジャパンで大谷翔平選手とともに戦った栗山さんは同調していたので、きっとそうだったのだろうと思います
教室で子どもたちを見ていてもそう感じることもあります。点数が良かった子はいつまでも浮かれた感じではいません。
もちろん、嬉しいのでしょうが先がまだあることにも気がついているので、そこまで嬉しさを表に出さないのだろうと思います。私ならきっと喜びを隠しきれないのかなと思います、恥ずかしながら…
彼らには「次」を、そして未来を考えてもらえる人になってほしいです。
ちょっと勉強で苦戦している人に、昨日のことを聞くと、
「そんな昔のことは忘れたな〜」
みたいな感じで答えてもらえず、さらに明日の予定のことを聞くと、
「そんな先のことなどわからないね〜」
と、「今を生きる男」よろしくで答えられますが、そんなカッコいいものではなく、ただ単に考えていないのだろうと思います
彼らにも過去のことの振り返りや、未来に関して目標を持ち、考えて過ごしてもらえれば、まだまだ成績も伸びるだろうし、王さんや大谷翔平選手のようになることも夢ではありません
そうなれば塾での授業での取り組み方、先生たちが投げかける言葉やヒント、アドバイスがどんどん吸収できるようになるでしょう
もちろん、私たち自身も成長のためにまだまだという思いのもと「次」を、そして彼らの「未来」を考え、ともに過ごせていけたら…と阪神タイガース日本一という21世紀初の大きな出来事から考えました
このブログのタイトルも
「灘学習院のブログ
日本一の塾を目指して」
です
もちろん、日本一にはいろいろな意味があるのでしょうが、少なくとも彼らの未来を、さらには日本の教育の未来を考えるという点では「日本一」に近づきつつあるのかなと思っていますし、まだまだの部分もたくさんあるでしょうから、その部分に関しては引き続き阪神タイガースに負けないよう、日本一を目指して頑張っていきたいと思います
まぁ来年は我がジャイアンツが日本一を奪回しますけどね
みんなで「次」に
向けて頑張ろう