祝島、田ノ浦 | naco

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この旅のメインは
祝島、田ノ浦なんですよ



10/29(金)

四歳の名ガイドさん
島をあないしながら「げんぱつ~はんた~い、エイッ!エイッ!オ~!」
と言うのです

集落のいたるところに貼られているチラシなどからも$naco
この島の意思の強さを感じます
この島の人たちはすごい
希望を感じます

船の時間もあって
もっとゆっくりしたいのだけれども
まぁ今度は泊まりがけで来ることにして
名残惜しいが船に乗り込む

船の舫いが解かれて島から離れて行く船の中で
自然と「ありがとう」という言葉がでてくるのであります



えぇ、田ノ浦は夜を迎えていたのです
車を止めているところから
少し歩いて団結小屋に行く道すがら
中国電力の駐車場の敷地を
横切るんですが
監視されているんですよ

監視員の車が$naco
ヘッドライトで
通りをかんかんに照らしてるわけですよ

そこを通らないと小屋にはいけない
こういうチィ~チャイことが
イラッと来るんですが
こんなことは常套手段
ここは相手の挑発には乗ってはイカン
「コラッ!ボケッ!」と言うのは得意なの
だけどここの人たちのやり方もあるしここはガマン


「今日は中電のお偉いさんが来て一騒動あってな」と
「私たちが祝島で楽しんでる間にそんなことあったんスか」
「島のおかあちゃん達がやつらを浜へ入れさせんかった」


29年間反対してるんです
でもお国のお偉いさんやらにも推進派が多く
そんなこんなで29年
29年っすよ

とにかくここでは書けない事やらなんやらで
現地に足を運んで現実をその目で見てほしい

一人でも多くの人が関心を持ってほしい

良い悪い色々ディスカッションするべき

30(土)
朝から浜に
過ごしやすい天気

さあ何が起こるかな
よしよし、こいこい

さあさあ、ほれほれ

ん?なんも起こらん平和な一日です

「こんな日は久しぶりだなぁ」
島のおかあちゃんの料理に舌鼓

よるご飯も馳走になって

「私たちは今日このまま出立します」
と告げ上関をあとにした

カヤック隊、島のおかあちゃんありがとう!
そして頑張って!
また行くでぇ!
色んな人にこの事を伝えるよ!


つづく