初回からではありませんが見ているドラマ『O奥』。
そこに出演しているT内さんですが、
彼女は数年前のWOWOWのドラマで見かけてから、
素晴らしい俳優さんだなと思ってきました。

第17回のこのシーンでは感動して泣いてしまいました。
大まかな内容はこんな感じです。
「志半ばで病に倒れた自らの運命を恨んできました。
自分は一体何のために生まれてきたのかと。
けれど、やっとわかりました…いえ、思い出しました。
私はそもそも上様を生かすための者にございます。
上様の辛い過去(実父から受けた性的虐待)も、病も、
私が代わってあの世に運んでいきますから、
あとは誰よりも幸せになってください」
「思い出した」という表現が深いですね。
人は誰もがなぜ自分がこの世に生まれたのかと、
一度は思うものではないでしょうか。
よく人はこの世に使命を持って生まれてくると言いますが、
それならば何故それを最初から思い出せないのでしょうか。
その意味も目的も…使命を知ることのないまま、
死んでいく人が大半なのは何故なのでしょうか。
やっと何か分かりかけたとしても、
その時にはもう人生終わりかけで遅すぎたり…。
最初から使命が分かっていれば、
少なくともましな人生を送れるものをと思ったりします。
彼女のように使命を思い出せたり、果たせたなら、
この上ない喜びであり悔いがないのかもしれません。
大抵の人間は雑多なものに埋もれてしまった自らの使命を、
見つけ出すことすら出来ないのですから。
使命を思い出せた人の生きざまは美しいです。
使命を自覚した彼女の人生の美しさに、
深く心を打たれました。
ちなみにこのドラマの原作者は、
私の大好きなこちらのドラマの原作者でもありました。
どちらの作品にも深い人生観が流れているのを感じます。

