同志 | ナックリンの部屋

ナックリンの部屋

日々のちょっとした出来事や思ったことなどを、気ままに綴るブログです。

「何度もオーデションに落ちて、心が折れそうになった。

しかし、使命があるから大きな苦しみがあるのだと諦めずに挑戦し、

ついに世界最高峰のオーケストラとして知られる、

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニストとして入団」


彼女は同じ信仰を持つ同志です。


蓮が泥の中から立ち上がって花を咲かすように、

人間も深い苦しみや悲しみの泥の中から立ち上がり、

必ず美しい花を咲かせることができます。

苦しみも悲しみも、幸福という花を咲かせるための大切な土壌であり、

その土壌なしに咲いた花は誰も感動させる事はできないでしょう。


人は時に、自分が泳いでいるのか溺れているのかさえ分からなくなる様な、

深い苦しみと迷いの中にいる様に感じることがあります。

こんな事をしていて何の意味があるのだろうか、

もうやめた方がいいのかな、

手を離してしまったらどんなにか楽だろう・・・。

頭から水をぶっかけられる様な想いを何度もしてまで、

それでもここにいることに一体何の意味があるのだろう?と。

それは自分の打ち込んでいるものだったり、対人関係だったり、

何よりも自分自身との闘いだったり人夫々でしょう。


多くの人は苦しみや困難からは逃げ、煩わしい事からは簡単に手を離します。

「そんなもんだよ」「別にいいんじゃない?」「もういいよ」と。

それを誰も責めたりしないし、穏やかな生活が待っているでしょう。

むしろそういう人を世間は、付き合いやすく良い人だとさえ評価するでしょう。

でも、この信仰はそこで諦めるなと教えます。

苦しみが大きいのは使命のある証拠だ、逃げずに成長しろと。


この信仰は愚かな親の様に甘えさせてもくれないし、

「辛かったらやめていいよ」と優しく無責任に抱いてもくれません。

「悪いのは向こうだよねー」とも言ってくれません。

耳ざわりの良い言葉や雰囲気で酔わせたり、

善人であるかのような良い気分にもしてくれません。

カッコつけさせてくれないんです。

厳父の様につき放し、丸裸にして崖から突き落としてきます。

ドSです(笑)。

でも、誰よりも真摯に自分と向き合ってくれます。


この信仰は「風」のようだと思う事があります。


人は、自分ではどうする事もできないほど、

気持ちが切れてしまいそうになることがあります。

そんな時にこの信仰は励ましの風を送ってくれます。

水を何度もかけられて、すっかり消えてしまったかに見える炎。

その風は湿ってしまった薪を再び一緒に乾かしてくれ、

奥の方に辛うじて消えずに残っている熾き火に空気を送り、

再び炎を燃え上がらせる力を与えてくれます。


ベルリンフィルは昔から大好きですが、

彼女のいるベルリンフィルはもっと好きになりましたニコニコ

苦悩を突き抜けて輝いた人だから、人に勇気を与えることができるのです。

もしも彼女のコンサートが日本であったら絶対に行きたいです。


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