これはティナ・ターナーの半生を描いた映画です。
彼女がこの信仰に出逢って変わって行く姿も、
少しですが描かれています。
以前も実は持っていたのですが、
夫アイクからの壮絶なDVシーンなどが母の姿と重なり、
胸をえぐられる様な気持ちになるので耐えられず、
一度は捨ててしまいました。
また手に入れたので、久しぶりに観てみました。
もしもこのブログを読んでくれている人の中で、
私が小さい頃からどういう光景を見てきたかを知りたいと思う人がいたら、
是非このDVDを観てみて下さい。
正直、壮絶過ぎてオススメはしませんけれど。
アイクがティナに暴力をふるうところを、
泣きながら見ている子供たちの中の一人が両手で耳を塞いでいて、
それを見たら、
「ああ、私もこうやっていつも泣きながら耳を塞いでいたな・・・」
と、まるで小さい頃の自分の姿を見る様な思いでした。
蓮の花は深い泥の中から立ち上がって、美しい花を咲かせます。
泥が深ければ深いほど、咲かせる花も美しい。
その様に、人生の苦悩や宿命の泥の中から立ち上がり、
私も自分にしか咲かせる事の出来ない花を咲かせたい!
咲かせることが出来る!
自分の宿命を変える力は自分自身の中にあって、
それは引き出すことが出来る。
それが私がこの信心を始めたきっかけです。
また、母を幸せにしたい!という気持ちも大きかったです。
母は、よく父の暴力で怪我をした時に行っていた病院で、
最期を迎えました。悲しすぎます。
小さい頃、母と一緒にその病院の救急に行った時を今でも覚えています。
その時の事を思い出すからか、
今でもお見舞いなどで病院に行くのは、本当はとても苦手です。
「ここでだけは死なせたくない」と転院の手配をしていたのに、
意識不明になってしまい、動かす事が出来ませんでした。
以前の私は自分が幸せになれるなんて思った事もありませんでした。
今の状況が信じられないほどです。
ティナの父親も母親に暴力をふるっていたそうです。
そんな彼女が沢山の人達に愛され、
沢山の素晴らしい仲間に囲まれて輝いている姿は、
まさに泥の中から立ち上がって咲いた蓮の花の様です。
彼女がアイクと決別して見事全米1位でカムバックを決めた
『What's Love Got To Do With It』。
その時彼女は既に40歳を越えていました。
その中で歌う「男と女の愛なんて関係ない!そんなのに騙されないで!」
という歌詞は、元夫アイクへの痛烈なメッセージに聞こえます。
以前彼女も、アイクのうわべだけの謝罪や「愛してる」という言葉に惑わされ、
まるで轍の中をぐるぐる回る様なことを繰り返してきたからです。
人生をどう生きるかという決断する時に、
偽りの好いた惚れたに流されて同じ轍の中をグルグル回るのか、
自分を本当に生かす道を選ぶのかです。
愛も恋も素晴らしいものだと思います。
でももしそれが、ただただ傷つき朽ち果てていくのを待つようなものなら、
勇気を持って断ち切るべきだと思います。
自分の人生なんですから!
ある人に言いたいです。
お化粧で顔のアザを上手に隠しているあなたを見ているのは、
私にはとても・・・とても辛いことです。
