昨日、人は一つの事では泣かないし、
泣く時は心の中の色々な想いと響き合うから泣くのだと書きました。
私は昨日、自分の事を泣き虫だと書きましたが、
ちょっと違うかなと考え直しました。
私は心の中にある涙と響き合う想いが、人より多いのかもしれません。
何かがあった時、普通の人なら他の1つや2つの想いが響き出すのが、
私の場合は響き出す想いがとても多い様に思います。
まさに私の大好きなオーケストラ状態ですね(笑)。
小さい頃から色々な想いを押し殺したり、心の深いところに埋め立てたり、
心の中だけで叫ぶしかないような事が人より多かったからかもしれません。
嫌な気持ちだけではなく、好きな人達への愛や想いもたくさんありますし。
普段押し込められているそういった想いたちが、
何かのきっかけで響き合い出すような感じです。
だからすぐ泣くんだと思います。
泣き虫だけど、涙もろくはありません。
人とは泣くツボが違ってますし(笑)。
昨日のブログを書いた後で、
ふと母の前で泣いてしまった時のことを思い出しました。
あれは私が中2で、母が46歳の時の事でした。
心臓が悪くて出産も働く事も医師からはやめるように言われていたのに、
母は子供を産み、その後も教師として働いていました。
医師から仕事は無理だからやめるように言われていたのに・・・。
仕事を辞めなかったのは、父が自分の酒代や遊び代欲しさに、
母が仕事を辞めることを許さなかったからです。
結果、母は色々な無理がたたって、46歳という若さで倒れてしまいました。
心臓で出来た血栓が脳の血管に詰まる脳血栓で、
倒れた直後は一時的に左半身不随になってしまっていました。
同時に心臓の人工弁の手術もしました。
私は時間のある限り母のベッドの横にいました。
その時に、何かのことで父に筋違いの事を怒られました。
まあ、あの人にちゃんとした理由でなんか怒られたことないですけど
いつもいつも理不尽なことばかりで・・・。
私は家族の前で泣かない様にしていた時期でしたが、
その時だけは母の前でしたが、こらえきれずに自分の目から涙が落ちました。
私は泣くといっても、声をあげて泣いたりはしません。
その時は勝手な事を言う父への怒りと悔しさがきっかけとなって、
心の中にあった父への怒りがこみ上げて来たのと、
母が可哀想だとか、とにかく色んな思いで涙が出ました。
そんな私に母が衰弱しきった手を伸ばし、
私の頬をなでながら「ノリコ・・・、泣かないで・・・」と弱々しく言いました。
私は父に怒られたのが悲しくて泣いていたのではありません。
私は、弱っている母の前で泣いて心配させてしまったこと、
こんな父親にデカい顔されることが心底嫌になりました。
この母を父や病気から救えるような、
スーパーマンのような力が自分にないのも悔しかったです。
私は一人の時は泣き虫ですが、それが恥ずかしいとは思いません。
泣くのは心が弱いからだとも思いません。
心の中に、色々な楽器がたくさんあるんだなと思うだけです(笑)。
怒りや悲しみなどの音色を出す楽器だけではなく、
笑いや優しさや愛情、輝きの音色を出す楽器もたくさんあるからです。