ユリの花が好きで、実家の庭には色々な種類のユリを植えてました。
自分がマンション住まいで庭がないため、
育ててみたいユリの球根をせっせと実家の庭に植えつけに行ったものです。
写真はその中の一つ、白いカノコユリ。
アゲハ蝶が花にとまった瞬間を撮ることができました。
もうだいぶ前に実家に帰省した時に撮った写真です。
亡くなった母と庭に出て花を楽しむのが好きでした。
毎年、アメリカンブルーの鉢植えもプレゼントしてたのですが、
母は毎日何個花が咲いたか家計簿につけたりして、
本当に嬉しそうだったなぁ・・・。
多いときは200個くらい花が咲いたと、
興奮気味に電話がかかってくることもありました。
母のつけていた家計簿には私もよく落書きしたりしましたね~。
猫のイラストに吹き出しで何か一言つけるんですけど、
帰省した時など、よく二人でそれを見返しては大笑いしました。
2年前に母が亡くなって遺品の整理をしていた時、
いつも使っていたお財布の大事なものを入れるところに、
古い紙切れが一枚入ってるのを見つけました。
それには例によって私の描いた猫のイラストと
いつものように吹き出しの一言が。
内容は、
「大きくなったら私が助けにくるからね」
といったようなものでした。
父の暴力や暴言に苦労していた母への幼い頃からの思いです。
母がどんな思いで亡くなるまでこのイラストを財布にしのばせていたのか、
胸が張り裂けそうでした。
この季節になると、あちこちで美しく咲くユリを見かけます。
母と庭のユリを愛でて喜び合った日々を思い出し、
少し切なくなる季節でもあります。
母さん、またいつか一緒にたくさん花を育てようね!
